2010/08/13

Digital Teens Worldwide

13歳から17歳の米国ティーン達のオンライン行動を調べたレポート、The Secret Online Lives of TeensがMcAfeeから出ている。
  • 調査対象(10-17歳の1,357人)の半分は5年以上インターネットを使っている。58%は自分をヘビーユーザだと思っている。
  • コミュニケーションとダウンロードがインターネットの主要な役割。
  • 16-17歳の81%は少なくともひとつのSNSに参加している。13歳から17歳の73%はSNSにアカウントを持っている。(2008年時は59%)
そして、女の子は
  • 42%が頻繁にステータスアップデートを行う(男子は29%)
  • 25%がチャットする(16歳から17歳は43%)
Source:LastWatchDog / McAgee Teens Online (pdf)

ソースがMcAfeeなのでセキュリティに注意し、ウィルスソフトを使いましょうという結論はさておき、デジタルティーンズ、デジタルネイティブのプロファイルの一部が垣間見える。

17歳までのティーンズの半数が5年以上インターネットを使っている。当然、80%は学校の宿題をインターネットを使ってやっているし、61%はオンラインゲームに夢中だ。そして、Facebookやチャットでああでもない、こうでもないとしゃべっている。

このトレンドが米国だけの話なら米国販社、子会社に任せておけばいい。しかし、ことはそう簡単ではない。

なぜなら、日本でも、中国でも、欧州各国でも、そして途上国でも、彼らデジタルティーンズは家庭、地域、学校で英語を学んだり、すでに流暢に英語を話せる世代なのだ。インターネットを使うのは親や先生よりも慣れていて、国境を越え、販社のテリトリを越えて世界中のピアとつながる障害がひとつもない世代だ。

そして彼らディジタルティーンズ(12-19歳)は先進国だけで7,100万人、年間購買力2,68億㌦、途上国なら3.9億人、購買力は3,240億㌦にも達するという規模を持っている。

参考:Digital Teens Impact (Online Ad 2010/05/21)

彼らに話を聞いてもらわなければ、彼らの話に取上げてもらわなければ、彼らのマインドセットにブランドは存在し得ないし、これからのビジネスはひとつも先へ進まないことになる。

ところで、100㌦という低価格ラップトップを世界の子供たちの教育のために提供しようというOLPCがウルグアイ、インド、中国で配布を開始し、そして最近の発表ではアフリカ諸国に2015年までに2,000万台を提供することを宣言している。最終目標である5億台配布に向けて積極的に活動している。

OLPCがラップトップを提供する国々の子供たちは小学校のころからインターネットを使って勉強を始めている。離れた地域の子供たちとメールやチャットでお話しし、違う国の子供たちともメール、ビデオでつながるようになる。Blogを書くようになるだろうし、SNSに参加して違う国の子供たちと一緒に勉強したり、歌を歌ったりするようにもなる。

参考:One Laptop Per Child (Online Ad 2007/08/09)
Source:OLPC / XO roadmap updates

もし、Bill Gatesが主導する「giving pledge」に協力を表明した米富豪の資産の一部でもこの運動に寄付されれば、OLPCが貢献できる国、子供たちの数は飛躍的に増える。

となれば、思ってもいない国の子供たちと、米国、欧州、中国の子供たちが手を結ぶ日が近くなる。そして、本当に世界はひとつ、すべての人間がひとつにつながっている社会ができる。どこにも壁や仕切りや、縦割りサイロのない世界が誕生する。

その時、まだ縦割りサイロ、テリトリベースの考え方をしていたとすると、自分で建てた高い壁に頭をぶち当たるだけだ。その時、流した血は壁の向こうの誰にも見えない。誰も助けに駆けつけてくれない。

だって、壁のこっちにいるブランドや人間は存在していないに等しいのだから。

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