http://www.forbes.com/adinfo/international.html
上のリンクには、Forbes.comの「Reach The World's Business Leaders at Forbes.com」というページがある。(8月29日午前8時の時点)
全世界で1,500万人のユニークビジターがいるというcomScore MediaMetrixの今年2月のデータを元にした地域ごとのブレークダウンを示している。
しかし、comSocre自体によると数ヶ月前からグローバルオーディエンス推測方法を変更したため、7月のForbes.comのユニークビジターは730万人となっている。(Nielsen//NetRatingsによれば660万人。Forbes自体の内部データによれば1,500万)
また、Nielsen//NetRatingsもEntreprneur.comの4月のデータを760万から200万に変更したと発表している。これはユーザが許可しないPop-upページをカウントから除外したためだ。
Source:NYTimes.com
以前からオンラインサイト側データと、NNRといった第三者機関のデータが乖離していることは指摘されていた。しかし、今回のようにサイト側データが第三者機関のそれを倍以上も上回るのは非常に問題だ。特に、今になってもWebデータを変更しないサイトがあるということは、広告主にとってどのデータを信頼すべきなのか、どのデータが信頼できるのかというメディアの存在自体にも関わってくることになる。
ところが、すでに英国のABC Electronicでは最も早くて1997年の1月からの公査データを公表している。8月29日時点で過去1年間にオーディットを受けたのは180弱のサイトに上っている。
オンラインメディアが今後、大きな比重を占めていくことは間違いないが、つい2年ほど前の米ローカル新聞の発行部数詐欺事件のようなことが起こらぬように、全ステークホルダーがオンラインメディアの健全な育成を目指していかなければならない。
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