参考:Top Brands by Social Media (Online Ad 2009/10/20)
そこで引用したReadWriteWebの記事末尾に、次のような記述がある。
ところで、ソーシャルメディアスペースにおけるMcDonald's、Marlboro、そしてToyotaに関するコメントは一概に否定的だ。Source:ReadWriteWeb / The Top 3 Brands by Social Media Presence
WildfireがTealeaf向けに行った別の調査によると、英国成人の74%は、製品やブランドに関する否定的なコメントは、その会社に注文する見込みに否定的に影響すると応えている。
ということで、Tealeafの調査データを見てみると、この74%というのは、「オンライン注文時にWebトラブルを経験した成人1,651人」のうち、「オンラインで否定的なコメントを読むと74%は、その会社に注文する見込みに影響する」ということだった。
そして、
- 78%はオンライン注文時にトラブルを体験した場合、それを他人と共有する
- ユーザは、特にソーシャルメディアスペースでの友人・知人を信頼する
- 56%は悪いレビューを読んだ後、そのベンダーへの注文をやめる
- 52%は良いレビューを読んだ後、そのベンダーへ注文した。
- 企業Webを顧客がどのように利用しているか、なぜ顧客がトラブルにあうのかモニターしろ
- 顧客の声を聴き、Webサイトに何を望んでいるのか話すように仕向けろ
- いかなるWebサイトの問題にも迅速に対応し、大多数の顧客に影響が及ぶ前に問題を解決しろ
- ソーシャルメディアスペースで体験を共有する際、33%はベンダーからのレスポンスを期待している
Source:Tealeaf / 2009 Survey of US Online Consumer Behavior
この頃は、どうやらどこを見渡しても「オンラインモニタリング」から逃げ出せそうにない。
モニタリングしていなければ、どれくらい否定的なコメントがソーシャルメディアスペースに充満しているのか、どのルートで拡散しているのか、そして、一体全体、何が原因なのかも分からない。また、どのような対処を行うべきかも分からない。
最もクリティカルなのは、ベンダーからのレスポンスを期待する33%のユーザを無視、拒否していることも分からないことだ。なぜなら彼らはブランドとエンゲージしようと待っていてくれるからだ。
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