パブリックリレーションズが変化している。ジャーナリストにemailを送ればメジャーなニュースチャネルのカバーに記事が載るなんてことはなくなってきた。いまどきのジャーナリストは山のようなプレスリリースに埋まって、「削除」をクリックしながら前に進んでいる。
どうすれば騒音をかき分け、売り込みを聞いてもらえるのか?と書き出し、彼女は以下を挙げている。
それは会話、エンゲージメント、インタラクションだ。
- Social Media is Key in Your Pitch
今時のメディアのコンタクトがうろつき、記事のアイディアを探っている場所はソーシャルメディアスペースだから - Social Media as a Learning Tool
ソーシャルメディアスペースはコンタクトしようとするメディア、ジャーナリストを知ることができるから(記者、ジャーナリストはBlog、SNS、Twitterでプロファイルを公開している) - Be A Resource
ソーシャルメディアスペースをモニタリングすることで、特ダネ、記事ネタを探しているメディア、ジャーナリストに情報を提供することができるから(直接的な製品売り込みにはならなくても、情報提供の報酬が期待できる) - How to Pitch Properly
- Forming Your Overall Strategy
彼女のポストに対して、1,260回のTweetsと、45回のSharesが記録されている。
Mashableのポストに対して毎回、数百のTweetsや数十のSharesが記録されるのは珍しいことではない。しかし、1,000Tweetsを超えるのは1週間に1本か2本だろう。彼女のソーシャルPR記事は、その1本になっている。
これだけの注目を集めたということは、いかにソーシャルメディアをPRに導入しているケースが少ないかを物語っている。
ある意味で、広告よりもPRのオンライン対応、ソーシャルメディア対応は遅れているのかもしれない。PRと言えば、メディアリレーションズが最初に来るほど、メディアとの関係構築が重要視されている。しかし、ソーシャルメディア時代に入り、関係を構築すべきメディアはマスメディアだけではない。人々、グループ、ファン、友人といった個別存在と人的コネクションそのものがメディア、ソーシャルメディアとなっている現在、このソーシャルメディアを活用しない、できないPRは存在意義そのものが問われていると言っても過言ではない。
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