最初のものは、「エンゲージメントの新法則」。
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曰く、「一方通行から対話へ」、「ブランド想起からユーザが創るブランド価値へ」、「デモグラフィックから行動へ」、「ミシュランガイドからAmazonユーザレビューへ」、「パブリッシャーがコントロールするチャネルからパブリッシャーのリレーション構築へ」、そして最後に「CPMから計測可能なROI」が挙げられている。
「パブリッシャーがコントロールするチャネルからパブリッシャーが構築するリレーションへ」で言われる最初の「パブリッシャー」は出版社などのマスメディア側、次の「パブリッシャー」は企業・ブランド、一般消費者と読み替えるべきだろう。
次のスライドは、ソーシャルメディアモニタリングファネルを示したものだ。これ自体は今年の2月、ignite social mediaで「The Social Media Monitoring Funnel」としてアップされていたものだ。
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Source:ignite social media / The Social Media Monitoring Funnel
「エンゲージメントの新法則」、「ソーシャルメディアモニタリングファネル」を理解した場合、必ず、新しい組織が必要となる。既存組織のマインドセット、今までのカビの生えたような固定観念では何も新しいことを実行できないからだ。
そして、「エンゲージメントの新法則」、「ソーシャルメディアモニタリングファネル」を理解できない場合、今までどおりのマーケティング、広告、PRを単純にデジタル化するまでで終わってしまう。既存メディアに投下する予算が無駄になるだけではなく、オンラインメディアに投下する予算も無駄にしてしまう。
最後に、Web 1.0の墓碑銘に名を刻まれることになるのは、どの企業・ブランドだろう?
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