これはQ3に200社以上から送信された62億通のEmailを調査したものだ。
- 配達率はQ2よりも若干上がって93.6%だが、前年レベルを下回っている。
- 開封率はこれも前年より若干下回った19.8%
- CTRはQ2と同じ5.9%(ただし0.05%アップ)だが、前年比8.2%ダウン、一昨年比18.2%ダウンと回復の兆しが見えない
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Source:Epsilon / Q3 2008 Email Trend Results (pdf)
マーケティング予算を削減することが至上命題となりつつある中で、Emailは最も低コストのマーケティング手段として認識されている。
ところが問題はリストだ。自社リストなのか、レンタルリストなのかで大きく結果が分かれる。ISPはますますEmailフィルタリングを強化しているため、レンタルリストでは配達率も、開封率も、そしてCTRも低下することになる。予算削減でレンタルリストに手を出した結果、それぞれの結果が悪化しているように見える。
しかし、最低のCTRでも2.0%、最大で11.0%という数字を見せられればレンタルリストに手が伸びてしまうのも分かる気がする。だが、コスト増加とリストからの削除依頼に見舞われたり、ブランドイメージを損ねる危険性もある。
自社リストの増強を今こそ決断するべき時だが、それも予算削減のあおりで先送りされるのだろうか?
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