まず、ベビーブーマーを2つの群に分けてスクリーニングしている。それによると;
- 第一群(1946-1954年生まれ:61歳から53歳)
- 思い出に残るイベント
JFK、ロバート・ケネディ、マーチン・ルーサー・キングの暗殺、政治、月面着陸、ベトナム戦争、反戦運動、公民権運動、環境運動、女性活動、抗議と暴動、麻薬 - 主たる特徴
実験的、個人的、自由な精神、社会的意義志向
- 第二群(1955-1964年生まれ:52歳から43歳)
- 思い出に残るイベント
ウォーターゲート、ニクソン辞任、冷戦、石油禁輸、インフレ、ガソリン不足 - 主たる特徴
非楽観主義、政府不信、批判精神
ラジオ、衛星ラジオ、インターネットラジオ、MP3プレイヤーの中で「毎日に欠かせないメディアは?」、「群ごとの週単位でのラジオ聴取時間は?」、「これからの半年でどのメディアをよく聞くか?」などの比較データに加え、「現在と半年前のメディア利用」を調べたデータがある。
それを見ると;
- 以前よりもメディア消費が減ったトップ3は、読書が57%、新聞が42%、映画が41%
- 以前よりもメディア消費が増えたトップ3は、コンピュータが33%、携帯が30%、インターネットが20%
- しかし、以前と同様に消費しているトップ3は、ラジオが73%、インターネットが70%、雑誌が55%
Source:Bridge Ratings / The Baby Boomer Media Consumption Study - 2007
中高年世代が支えていると見られている書籍、新聞も彼らにとって聖域ではなく、メディア消費が移行するにつれて地盤沈下するのは避けられないようだ。彼らベビーブーマーでさえこうなのだから、それ以降の世代はと考えると、自ずと露出が必要とされるコアメディアは明らかだ。そして、ベビーブーマーという中高年世代であろうと、コンピュータ、携帯、そしてインターネットが三種の神器的な扱いをされていることに納得してしまう。
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