サマリ
以下のように昨年と比較すると今年、多くの項目で雑誌WebサイトのWeb2.0対応が強化されているのが分かる。
- 58%(昨年40%) 記者Blog提供
- 54%(昨年34%) Blogコメント許可
- 60%(昨年34%) ビデオ配信
- 36%(昨年14%) ブックマーク
- 34%(昨年12%) モバイル
特に新聞Webサイトでは、RSSフィード、個別RSSフィード、Blog、Blogコメント、ビデオが対応90%を上回っているが、雑誌Webサイトはまだまだこれからといった状況だ。
Source:Bivings /Analyzing the Websites of American Magazines
Source:Bivings / Analyzing the Websiets of American Magazines (pdf)
Bivingsは新聞と雑誌のWeb2.0対応の違いを、新聞は毎日最新情報を発信する属性を持つが、雑誌は日常生活に対するエクストラでありしばしば娯楽中心になっている。そのため雑誌は最新情報を求めるユーザやアプリケーションユーザ向けというよりも、一般的なBrowserユーザ向けとなっているのがその違いだろうとしている。
さて、日本の雑誌、新聞のWebサイトのWeb2.0対応はどうなのだろう。昨年、Bivingsが日本の新聞社のWebサイトを評価したデータを紹介した。その結論として;
しかし、日本人は活字 やTVといった従来のメディアを好み、また、メディアの信頼度で新聞が群を抜く存在であるため、日本の新聞はWeb2.0を米国ほどは導入していない。加 えて、携帯電話へのニュース提供などは米国を引き離しており、日本の新聞が大きな後れを取っているわけではないと結論づけている。
と2003年の日経新聞の調査結果を引用して、メディアの信頼度を測っていた。その後の活字離れ、新聞離れ、既成メディア離れなどの後、どんな対応になっているのだろう。興味が尽きない。
参考:The Use of the Internet by Japanese Newspaper (Online Ad)
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