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xeroxのニュースルームへ行くとCEOのAnne Mulcahyが社内のグローバルコミュニケーションミーティングで新ロゴを発表したビデオを観ることができる。(下をクリック)
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Source:Beyond Madison Avenue / 2008:year of the digital re-brand?
Source:NYTimes.com / Xerox Hopes Its New Logo Doesn't Say 'Copier'
102年の歴史を誇るxeroxブランドをコピー機から解き放つ非常に意味のある、そして決意を示す新ロゴの発表だ。しかし、この新ブランドロゴ発表の露出があまりに少ないように感じる。巧妙なB2Bのマーケティングプロモーションを期待していただけに拍子抜けした感じだ。Blogでも、YouTubeでも、MySpaceでも新ブランドロゴ発表にあわせた露出が今のところ見られない。
NYTimes.comによればこのキャンペーンには2008年だけで数百万㌦の予算を注ぎ込むようだ。予算は2桁の伸びで、TVや印刷媒体への予算を削減し、インタラクティブなオンラインメディ アに予算を集中するそうだ。ただし、既存メディア経由ではなく、オンラインメディア経由で企業ユーザへ訴求するには3桁以上の伸びが必要なのではと考えさせられる。
このギャップを補完するためにもソーシャルメディアへの露出が不可欠だ。インターネットを表し、各ステークホルダーをリンクする「x」を全面に押し出すロゴを誰に認知させたいのだろう。企業ユーザとエンゲージし、最先端技術を提供し、21世紀をリードするxeroxブランドを確立するには、今までのブランドイメージを壊さなければならない。それには予算規模も必要だし、キャンペーン戦略も全く新しいものでなければならない。
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