これは2007年6月に行われた「Wave I」に続く第二弾だ。どちらもIT購入決定権者やインフルエンサーに対して、購入プロセスの段階ごとにソーシャルメディアツールの影響を判断し、個人の通常ネットワークの拡張としてオンラインコミュニティの信頼性を評価しようとするものだ。
それによると、IT購入決定権者やインフルエンサーは、オンラインメディアやベンダーコンテンツよりも、ソーシャルメディアをより消費、参加する時間が多くなっている。それぞれ週に3時間前後を消費している。





Source:ITtoolbox / IT Social Media Index Wave II (pdf)
さてインターネット人口は昨年11月、全世界で12.6億人、普及率は19%を越えている。(クリックで拡大)


インターネット人口は2000年から2007年にかけての伸びは全体で約250%増という巨大メディアに成長している。現在のメディアシーンを7年前に予想することができたマーケターはいただろうか?そんな予想さえ不可能とするメディア自体の巨大なパワーの前に、今までのメディ ア概念、メディア消費パターン、ユーザ消費行動の把握などが転換期を迎えていることは明らかだ。もはや既成メディアのリーチとフリーケンシーの呪縛から離れるべき 時期であり、オンラインメディアを正しく理解しようとしない、し得ない代理店と袂を別つ時だろう。マーケティング戦略の大転換が必要だ。
それは新ロゴキャンペーンであれ、会社からのインターネットアクセスユーザへの訴求であれ、そしてB2BのIT購入決定権者やインフルエンサーへの露出であれインターネットをコアにしないマーケティングはもはや不要だ。
参考:Xerox New Logo (Online Ad)
参考:At Work Internet Users (Online Ad)
Source:InternetWorldStats.com
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