IAMAIから「I Cube 2007 Internet In India」が出ている。
2006年は2.43億人だった都市生活者が2.5億人、識字者が2.03億人から2.05億人、英語基礎レベルは変わらないが、PC使用者が5,900万人から6,500万人、インターネット経験者が3,200万人から4,600万人、そしてアクティブユーザが2,100万人から3,200万人へ増加している。
インド政府が宣言したように「2007年はブロードバンド元年」であり、PCやインターネットの普及が促進されてインターネット利用が単なるemailやchat、あるいは情報リソースとしてだけではなく、学習、ネットワーキング、ショッピング、ゲーム、そしてBlogなどの情報発信を行うリソースとしての認識も高まった年のようだ。
インターネット経験者のうちアクティブユーザが占める比率は2000年の40%が、2006年には66%へ、そして2007年には70%へ伸びている。
8大都市および地方都市以外のインターネットユーザ比率が拡大している。2000年には10%にしか過ぎなかった比率が2007年には41%にまで拡大している。2006年に急拡大した傾向が2007年も継続しているようだ。
社会階層的には2006年に、SEC Aが42%、SEC Bが35%、SEC Cが21%、SEC D & Eが3%となっていたものが、2007年にはSEC Aが39%、SEC Bが33%、SEC Cが23%、SEC D & Eが5%となっている。インターネットユーザ数の拡大に呼応して、SEC CおよびSEC D & Eのユーザが拡大している。
インドにおけるインターネットへのアクセスポイントで特徴的なのはサイバーカフェだ。ただしその比率は下がっている。それに反してオフィスからのアクセス比率が上昇している。これはIT/ITESセクターへ就業人口が急増していることを反映している。欧米大企業がインドにコールセンターや開発拠点を展開していることもその理由だろう。また、学校・大学からのアクセスも7%に達している。
Source:IAMAI / Internet In India 2007 (pdf)
なお、以下のリンクで2006年版を紹介していたが、Sourceリンクが消失しているので、ダウンロードしておいた資料を、Box.netへアップしておいたので興味のある方はどうぞ。
参考:Internet in India 2006 (Online Ad)
参考:Box.net / Indiainternet.pdf
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