参考:Why CEOs should learn to love the blog (Online Ad 2006/11/28)
その彼が、先週金曜日(現地木曜日)、Twitterで俳句をひねってSun Microsystem最後の日を伝えている。
金融危機後
投資減衰となり
CEO停止
投資減衰となり
CEO停止
Source:Twitter / OpenJonathan
Fortune 500のCEOとして初めて、最初に2004年6月26日からBlogを始めたShwartsへの感慨はある。
2004年6月28日に初めてBlogを開始した際、彼はこう書いている。参考:Sun CEO's Blog (Online Ad 2006/12/14)
「範を示す」
上場企業のトップがBlogを始めてはなぜいけないのだろう。ある意味、論理的には米国のRegFD (Regulation Fair Disclosure :公平開示規則)により、企業情報の排他的提供を禁じられているわけだが、Blogを始めることで外部とコミュニケートすることが我々のやり方だ。
-中略-
だからまず私から責任を果たすべきだと考えた。次に 私の言葉が文書化されるフォーマットとその正確性を変更するためだ。文中に識者のコメントなしでストレートに伝えるためだ。そしてコミュニティからフィル ターのかかっていないフィードバックを受けるためだ。
率先した彼に刺激され、あるいは社内に説得され、あるいは自らBlogを始めたCEOや、企業Blogがある。
2006年11月に40だったFortune 500の公式Blogは、2009年12月17日時点で79にまで増えた。およそ倍増している。
Source:Fortune 500 Business Blogging Wiki
この間にYouTubeでのチャネル、Facebookファンページ、Twitterアカントなど様々なチャネルを通して企業・ブランドは、外部とコミュニケートし、フィードバックを受け取るためにエンゲージメントを始めている。
企業・ブランドがオープン、対等、双方向のコミュニケーションチャネルを開く端緒ともなった彼の功績は消えることはない。いや、彼の功績が消えるどころが、彼のスタンスがどのグローバル企業・ブランドにも必要とされている時は今をおいて他にない。
米国では、Toyota Motor Salesの社長、Jim LentzがDiggでユーザの質問を募集し、直接、ユーザに応えようとしている。リコールだけではなく、組合活動、次世代車、スポーツ車、電気自動車など多岐にわたる質問がある。ユーザからの質問をオープンに募集し、もっとも多くのユーザが聞きたいとして投票した質問にライブで答えるようだ。
Source:Digg / Dialog with Jim Lentz
こんなことは彼がBlogを始めた2004年には誰も予想していなかった。さざ波が集まり、大きなうねりとなり、津波にまで成長するきっかけともなった彼のCEO Blogに感謝。
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