Marketing Profsが出している「Digital Marketing Fact Book 2010 Q1」に業界別のEmailパフォーマンスが出ていた。
データそのものは2009年Q3のものだが、メールの受信率が最も低いのは消費者向け医薬品の86%。実に14%が不達だ。それに比べると小売りの衣料やエレクトロニクス関連は98.2%、96.3%と高い。
また、開封率の最も高いのは金融サービスで34.2%、非営利の教育が30.4%で続いている。
そして、CTRだが、最も高いのは消費者向けCPGが9.0%、そして非営利の教育が8.4%で続いている。
Source:MarketingProfs / Digital Marketing Factbook
業界・業種別の変動はあるが、受信率、開封率、CTRといいい、どこの世界の話だと思われるほどメールを受信したユーザがエンゲージしている。そして、受信したメールの情報・コンテンツを自分のピアへ転送してくれることを考えるとEmailはまだまだ企業・ブランド側からの一方的なメッセージチャネルとして機能している。
Emailをこのまま一方通行マーケティングとして実施するにしても、Samsungなどのようにソーシャルメディアマーケティングと統合するにしても、まず、Opt-inでEmailアドレスを登録してもらわなければならない。
どんな企業・ブランドにしてもEmail登録ユーザ数を伸ばすためにあれこれと方策を思案しなければならない。なぜなら、企業・ブランド側からの情報・コンテンツを受信しようとするユーザがいるからだ。
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