(昨日までは、スカスカと動いていたツールがあったが、今日、確認してみるとツールが消えている。どうしたんでしょう?Forresterさん?)
このSocial Technographics Profileは、どのように人々がソーシャルテクノロジーを利用するかに応じて「Creators」、「Critics」、「Collectors」、「Juniors」、「Spectators」、「Inactives」という互いにオーバーラップする6つの参加レベルを定め、分類している。そのプロファイルをベースとして米、欧、英、仏、独、豪、中国、日本、韓国の消費者を分析した結果を見ることができる。
(クリックでオリジナルへ)
各国別に「Creators」を見ると韓国が38%で最高、日本が23%で続いている。それに比べると欧州10%、英9%、仏10%、独8%だ。「Creators」はソーシャルコンテンツを作成する人々だ。Blogを書いたり、ビデオ、音楽などをアップロードするわけだ。このプロファイルで見ると欧州の消費者はまだソーシャルテクノロジーを使いこなすレベルまで至っていないように見える。
また、コンテンツを作成も、消費もしない「Inactives」は伊が57%、豪が56%、欧州で53%となっている。どう見ても欧州や豪の消費者はソーシャルテクノロジーに無関心のように見える。本当にそうだろうか?
なお、性別、年代別のフィルターをかけで、国別のインデックスを見ることもできる。
6つの参加レベルの詳細は、以下のスライドをどうぞ。
Source:Forrester / Groundwell Profile tool
Source:Forrester / Social Technographics Ladder
つい最近、HitwiseのUKやAsiaのSNSレポートを紹介した。UKのレポートではSNSへのトラフィックは増加を続け、SNSから他カテゴリサイトへのアップストリームトラフィックも増えている。「Creators」が9%しかいないとされるUKだが、それではUKのユーザはどの国のコンテンツを消費しているのだろう。
Asiaのレポートでは豪のトップサイトはMySpaceで44.16%のシェアを占め、カテゴリとしてのSNSは他カテゴリを押しのけて過去1年間で1.8%ポイントも上昇している。「Inactives」が56%とされる豪でSNSが満開の春を迎えているように見える。
Forresterが言うSocial Technographics Profileと、Hitwiseがデータとして示すトラフィック増加傾向があっていない。
参考:Hitwise Asia SNS Report (Online Ad 2008/3/6)
参考:Impact of Social Networking in the UK (Online Ad 2008/2/1)
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