- PS3 1,724
- Xbox 1,567
- Nitendo 2,033
さて、Green Peaceが行ったAppleのiPhone向けキャンペーンを「Greenpeace Ranks Apple Last in Greenness」で紹介した。その時点でAppleのCEO、Steve Jobsへ送られたメール数は、43,034だった。その後、2007年5月2日にJobsが公開したオープンレターを「Panasonic and LGE will be the Worst in Greenness」で紹介した。
「製品からの有害化学物質排除、製品のリサイクルに関してAppleは、リーダーではないとある環境団体から批判されて」という書き出しから始まり、「将 来計画を声高に言いつらうことはAppleの方針ではない。しかし顧客、株主、従業員そして業界に対して語られていない面があり、ステークホルダーがそれ を求めるのも尤もだ」として、有害化学物質排除と製品リサイクルに関して説明している。
参考:Greenpeace Ranks Apple Last in Greenness (Online Ad 2007/4/09)
参考:Panasonic and LGE Will Be the Worst in Greenness (Online Ad 2007/5/7)
参考:Greenpeace Ranks Nintendo Last in Greenness (Online Ad 2008/1/28)
単なる環境保護団体であるGreenpeaceに何を言われても、Appleの広報が言うように「このランキングを拒否する」のもいいし、今までの取り組みを説明するだけでもいい。Emailのホワイトリストを作ってそれ以外は迷惑メールとして隔離しておくのも可能だ。しかし、なぜ、AppleのCEOはオープンレターを出してまで説明したのだろう。
「Mindset Shift Required」で紹介したP&GのCMO、Jim Stengelが次のように述べている。
「消費者は、信頼に基づき"正直で"、"本物の"関係を切望している」、だから「我々に必要なのはマインドセットの切り替え」であり、「消費者にとり何が 重要なのか、どうすれば誠実に消費者と関係できるのか。我々は本当のパートナーシップを構築するにはどうしたらいいかというマインドセットに切り替える必 要がある」
今やグリーン抜きにモノづくりやサービスはありえないし、企業単独ではなくSCMをひっくるめてグリーンを追い求める顧客も無視できない。また、顧客とオープンに対話する姿勢も求められられている。これを実質的に理解するのか、理解しないのか。Greenpeaceのグリーンキャンペーンだけではなく、多様な局面で判断が求められる。
参考:Mindset Shift Required (Online Ad 2007/3/7)
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