2008/03/03

Top 10 Marketing Trends for 2008

BtoB Onlineに「Top 10 Marketing Trends for 2008」という記事がある。
  1. Going Green
  2. Globalization
  3. Budgets shift to online
  4. The customer's in control
  5. Embracing Web 2.0
  6. Improving operation
  7. Targeted, personal events
  8. Integrating media platform
  9. Going mobile
  10. Blended search
Source:BtoB Online / Marketers face challenges from economy to ecology

どれをとってもうなずくばかりのポイントだし、これはB2BでもB2Cでも同じではないだろうか。その両方にインターネットは大きく影響しているのだから。だが、B2Bでも「グリーン」がトップに挙げられているのが興味深い。

Bank of AmericaBrighter Planetと組んで、再利用可能なエネルギープロジェクトをベースとしたコミュニティ構築を応援するため、カードを利用するとポイントがたまるという「グリーン」クレジットカードを2007年の11月から導入した。

そこで先日、各カード会社に対する「環境意識セグメント」検索からのアクセス実績を、CompeteのBlogが「Searching for the Green Consumer」というエントリで上げていた。それを見るとBank of Americaに対するグリーンコンシューマーのアクセスは10月に比べて171%増、実質的に6万件増えている。

Amex、Capital、Citibank、Discoverなど年末商戦に向けたプロモーションを繰り出していた各社を、ことグリーンコンシューマーの関心を獲得することに関してはBank of Americaが圧倒している。
Source:Compete Blog / Searching for the Green Consumer

B2B企業だからこそ、ユーザ・カスタマー、株主・投資家、ビジネスパートナー、政府・地方自治体などその他多くのステークホルダーを抱えるからこそ、一層、環境に優しい経営、製品、サービスが求められている。個人の責任以上に、環境に与える影響が大きいビジネスだからこそ、ステークホルダーの視線は厳しい。地域的に見れば特にEUの目は厳しい。

最近、Greenpeaceから最下位にNintendoが選出されたことを書いたが、1番目の「Going Green」と、2番目の「Globalization」を組み合わせて、「Growth through CSR」と読むべきなのかもしれない。

参考:Greenpeace Ranks Nintendo Last in Greenness (Online Ad 2008/1/28)
参考:Growth through CSR (Online Ad 2008/2/22)

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