2009/09/30

Ford Social Media Strategy

つい先日、「Ford: Online Monitoring」で、Twitterを使い、八面六臂の大活躍をしたFordのGlobal Digital and Multimedia Communications Manager、Scott Montyを紹介したばかりだが、その彼が、9月21日に開催されたOMMAの基調講演で発表したFordのソーシャルメディア戦略という資料がある。

参考:Ford: Online Monitoring (Online Ad 2009/09/17)

Source:SlideShare / Zero to 60: Social Media Strategy via Ford
Source:ViralBlog / Ford's Social Media Strategy - OMMA Keynote

詳細はスライドを見ていただくとして、中ごろに以下のスライドがある。
Strategy: to humanize the company by connecting consumers with Ford employees and with each other when possible, providing value in the process.
顔の見える企業・ブランドへ変革するという今、一番、重要で必要な認識と戦術だろう。

そして、FacebookにあるFordのエコ・グリーンキャンペーン用アプリも紹介されている。アクセスしたユーザ一人ひとりが自分にできるエコ・グリーン対策を書き込み、それを他のユーザが評価することができる。すでに24,000人以上が書き込んでいる。そして、それはユーザのプロファイルに表示することもできるため、彼らの友人コネクションへも広がってゆく、Fordのブランド、キャンペーンと共に。
(クリックでページへ)

昨日、「Social Media Tips from Kodak」を書いたばかりなのだが、Fordのソーシャルメディア戦略からも米国の大手グローバル企業が本格的にソーシャルメディアマーケティングを導入し始めていることが分かる。

参考:Social Media Tips from Kodak (Online Ad 2009/09/29)

上の参考資料でKodakは、ソーシャルメディアに関する3つの誤解、神話を挙げていた。
  • ソーシャルメディアはガキ向けだ
  • 米国では人気になっているが世界ではまだまだだ
  • ソーシャルメディアはビジネスで使えない
と、他国の企業・ブランドが思っている間に、米国グローバル企業・ブランドは後姿が見えないほど先へ行ってしまう。

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