Russell HerderとEthos Business Lawというところから、「Social Media: Embracing the opportunities, averting the risk」という資料が出ている。2009年6月に米国の438人のマネージメント、マーケティング、人事担当役員に調査を行ったものだ。
それによると、81%は「ソーシャルメディアが消費者・顧客との関係強化」、そして「企業のブランド構築」に価値があると答えている。
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次によく使われているソーシャルメディアとしてFacebookが80%、Twitterが66%となっている。Yammer(企業向けマイクロブロギング)も11%使われているのでTwitterと合わせてマイクロブロギングは77%となる。Facebookと肩を並べる利用率だ。
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そして、なぜソーシャルメディアを使うかというと、「自社に対して消費者が何を言っているかを知る」が52%、「競合企業のソーシャルメディア利用をモニターする」が47%だ。ソーシャルメディアスペースのユーザが何を語り、競合が何をしているのかを知ろうとしている。どちらも聞き耳を立てる話だ。
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さて、今後、ソーシャルメディア利用を増やすのか、維持するのか、減らすのかも訊いている。「増やす」のは73%、「維持する」が25%だ。
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Source:
InternetNews.com / Survey: Business Lack Social Media PolicySource:
Russell Herder / EMBRACING THE OPPORTUNITIES,
AVERTING THE RISKS このように米国企業は、ソーシャルメディアを活用してブランド構築や消費者との関係強化を目指している。もちろん、競合他社の動向をチェックすることも忘れてはいないし、自社ブランドに対して何を言われているかを聞こうとしている。
今週の初めに「Online Monitoring」で書いたように、兎にも角にもモニタリングが重要なことは間違いない。
参考:
Online Monitoring (Online Ad 2009/08/31)
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