まず、昨年4月時点でヨーロッパで19.4%の普及率だったFF2は今年3月には24.1%に達している。全世界での普及率を見ると以下の図の通りとなっている。今年3月のデータと昨年11月と比べると
- オセアニア 23.4%→24.8%
- ヨーロッパ 23.2%→24.1%
- 北米 14.5%→15.1%
- アフリカ 12.4%→13.1%
- 南米 11.1%→11.9%
- アジア 11.8%→11.9%
- オセアニア 23.4%→24.8%→28.9%
- ヨーロッパ 23.2%→24.1%→27.8%
- 北米 14.5%→15.1%→18.7%
- アフリカ 12.4%→13.1%→14.7%
- 南米 11.1%→11.9%→15.5%
- アジア 11.8%→11.9%→14.3%
そして、ここで面白い調査をやっている。それは家庭内での普及率だ。FF2にしても、IE7にしてもそれぞれ旧バージョンユーザがあるわけだが、家庭内で最新バージョンを見ると、FF2は83.2%にまで達しているが、IE7はまだ33.9%でしかない。
Source:Xiti Monitor / Close to 25% of Use Rate in Europe for Firefox (pdf)
Source:Xiti Monitor / Firebox narrowly misses 28% use in Europe, Internet Explorer under 70% (pdf)
Source:XiTi Monitor / Browser War: FF2 pulls ahead of IE7 in Europe (pdf)
家庭内で普及せずに世界中で新バージョンに移行するわけもない。ということでIEはFFに急追され、IE7の普及が進んでいない。あえてFF2をアーリーアダプターからアーリーマジョリティーのステージへ到達しつつあるとすると、レイトマジョリティのステージにIE6で留まっているため、IE7への切り替えがうまく行っていないように見える。
個人的にはIE7の不安定さや、インストール後の他アプリとの相性の悪さからFF2をメインに使っている実情だが、その辺はどうなのだろうか?
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