サマリ
- 0~18歳までの子供を持つ女性(デジタルマム)の62%はいつもインターネットにアクセスしている。(前年比9%増)
- デジタルマムが消費するオンライン時間の75%はパーソナル目的で、オンライン接続が毎日の生活になくてはならない、そして重要な部分になってきている。下図にあるようにベルギー(82%)、ドイツ(81%)がヨーロッパ諸国の中で最も高いパーソナルユースとなっている。
- デジタルマムがアクセスするのは女性特有のカテゴリサイトではない。まだ全体での比率は低いながらITがらみ(前年比47%増)、携帯電話(同29%増)、健康(同27%増)などが前年のカテゴリ利用比率から大きく伸ばしている。
- 0~4歳児までを持つデジタルマムは、ファミリー、キッヅ、銀行、ファイナンスカテゴリサイトへアクセスする比率が高いが、16~18歳の子供を持つ層は映画カテゴリサイトへのアクセスが多い。
- 38% IMを利用
- 22% 頻繁にSNSを利用
- 16% オンラインの評価やレビューを書き込む
- 15% Blogに参加
そしてこのデジタルマムへのマーケティングとして「トップ10ヒント」がある。
- 標準的な家庭なんてない
どこの国もそうだろうが、いまどき標準的な家庭といったステレオタイプは存在しない。オンラインの個人ユーザとして捉えることが重要 - デジタルマムのメディア利用を考慮しろ
育てている子供の年齢や興味に応じてデジタルマムの嗜好は変化する。家庭環境に応じたメディア利用が重要 - Webコミュニケーションとソーシャルネットワーキング
女性がコンテンツを創造し、自分のWebやBlogからコミュニケーションをとる時代だ。バナー広告だけではなく、アドバトリアル、スポンサーシップなどを活用し、可視性を上げ、メッセージの適用をあげるのが重要 - デジタルマムと双方向関係
対話チャネルを構築し、アドバイスや情報を的確に提供すべき - モダンマムにも伝統
今、最もホットなもの、新しいものだけではなく、昔からの価値観にも光を - 利口なクリエイティブ
オンライン消費者は洗練され、経験をつみ、要求が高い。ちゃちな小道具を使わず目を見張らせるキャンペーンを - キャンペーンの環境
デジタルマムにアピールするキャンペーンかどうか、再度、確認 - 時間帯
以前よりTV視聴が減り、一日中オンライン接続しているわけだ。時間帯を考慮する必要あり - デジタルマムの基準を考慮
彼らは家事、育児に時間をとられてはいるが、こちらが考える以上にてきぱきと物事をこなしている。彼らにとって便利なもの、そしてお買い得に敏感だ。彼らの基準に合わせろ - トライ&エラー
オンラインとはキャンペーンから学習し、クリエイティブやプランの改善を行うことだ。これを活用すべき
Source:EIAA / Top ten hints for advertising to mums online
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