参考:Olympic Marketing : Lenovo (Online Ad 2008/07/10)
MarketingProfsのケーススタディによれば;
- Voices of the Olympic Games(オリンピック出場選手Blogのアグリゲートサイト)とPodium(オリンピック関連情報サイト)合計のアクセスは;
北米 100万
EMEA 46万
アジア・パシフィック 14.2万 - 選手Blogへは合計5,000以上のコメント(インドで初の金メダルを獲得したAbhinav Bindra選手へは600コメント)
- Facebook用選手応援アプリケーション:Team USAの視聴は180万回、ダウンロード25万回以上、アプリを通して160万回以上の招待が送られた
- 携帯用選手応援アプリケーション:Team USAはダウンロード6万回
- 今回のWeb/Blogキャンペーンに対するWeb 2.0メディアおよび既成メディアの引用、リンクなどは合計で1,000万回を突破
Blog/SNS/携帯/アプリ/Blog広告ネットワークを活用した今回のキャンペーン露出と、タッチポイントから再生産される数次にわたる複合露出の合計が1,000万を超えているということは素晴らしい結果だ。
LenovoのグローバルWebマーケティングのVP、David Churbuckは、「インタラクティブかつコミュニティベースのスペースをつくり、オーディエンスにコンテンツを消費、貢献、連携、そしてコメントする機会を提供すれば、予想以上の効果を得ることができる」と語っている。(ところで日本のグローバル企業に「グローバルWebマーケティングのVP」という肩書きの管理職はいつごろ誕生するのだろう?)
1964年にはSonyが東京オリンピックで、1988年にはSamsungがソウルオリンピックで、TV、印刷媒体などを動員してグローバルなブランド認知を獲得した。2008年の北京オリンピックは、インターネット、それもWeb 1.0ではなくWeb 2.0コンポーネントを動員したLenovoがグローバルなブランド認知を獲得した年、オリンピックとして記録されるのだろう。
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