ただし、その前にThe State of BlogosphereのDay 1に、下のようにUniversal McCann(UM)のデータが紹介されているが分かりにくいので少し説明を加える。
- 184 million WW have started a blog | 26.4 US
- 346 million WWW read blogs | 60.3 US
- 77% of active Inernet users read blogs
- (その38.7%である)1億8,400万人がBlogを開設し、USユーザの26.4%がBlogを開設
- (その72.8%である)3億4,600万人がBlogを閲覧し、USユーザの60.3%(あるいは6,030万人)がBlogを閲覧
- アクティブなインターネットユーザの77%(3億6,600万人)がBlogを閲覧
Source:Universal McCann / Wave III
参考:Blog Write and Read (Online Ad 2008/06/10)
さて、Technoratiの方ではBloggerのオンライン会話の主要部分をブランドが占めているとしている。Blogエントリの五分の四以上(しばしば+たまに)でブランドが語られており、8割近く(同)はショップやカスタマーセンターなどでの日常経験を書き込むようだ。また、三分の一以上のBloggerは企業からコンタクトされているそうだ。
驚いたことにBloggerの37%は既成メディアにエントリを取り上げられているらしい。これはそれだけBlogの信頼性があがったということだし、ニュースソースとして確立してきたということだ。だから、Bloggerの半数は今後5年以内にはBlogがニュースやエンタメ情報の主要ソースになると信じている。
そしてアクティブなインターネットユーザ4億7,500万人のうちBlogを閲覧している72.8%(3億4,600万人)は、TVを見ていない。米国成人の平均が週24時間TVを視聴しているところ、たったの8時間、三分の一だ。逆にBloggerはインターネットを26時間利用しているが、Bloggerではない米成人は14時間しか利用していない。
Source:Technorati / State of the Blogosphere 2008
Source:Technorati / Day 5 : Brands Enter The Blogosphere
週26時間インターネットを利用している米国Bloggerは、TVを見ず、ブランドマーケティングのコントロールの及ばないところでブランドの好き嫌いをエントリで語り、インターネットWOMを拡散している。だからこそ、三分の一のBloggerはブランドからアドボケーターにならないかとコンタクトされている。
メディアシフトはすでに起こっているし、対岸の火事でもないのだが...。
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