OECD加盟30カ国のインターネット普及率は約61%だが、南米のインターネット普及率はそれ以外の地域と比べると高い。世界平均の約22%を大きく超える27%だ。
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以前、Global Mobile Mindsetで紹介したが、[南米の携帯電話、MP3/iPod(西欧と同率)、スマートフォーン普及率がトップ、そしてBlackberryなどのPDAは西欧に次ぎ2位、米国の 10%を上回っている。また、南米、アジア、東欧諸国の人々は、北米や西欧諸国の人々より携帯端末を使いこなしている考えており、米国の50%、西欧の 58%と比べ、南米で73%、東欧で69%、アジアで63%の人々が携帯テクノロジに熟練していると答えている]のだから。
南米の人はPCを通り越して携帯でネット接続するのが主流なのかもしれない。
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そして国ごとのユーザ数を見ていくと、ブラジルがダントツだ。
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Ciscoの調査を伝えている人民網(英語版)によると、ブラジルは今年半ばにBBユーザが1,000万を超え、前年比48%増となっている。BB世帯は13%、固定BBおよびモバイルBBユーザはそれぞれ872万、131万となり、それぞれ前年比33.24%、464%増だ。
Source:人民網(英語版) / Brazil's boradband and internet subscribers reach 10 million by mid 2008
BRICsとは云われるが、すでに中国は米国を抜き、世界最大のインターネットユーザ(2億5,300万)を擁し、インドは6,000万で日本に次いで4位、ブラジルが5,000万でドイツに次いで6位だ。それに比べるとロシアのインターネットユーザは3,270万人で11位と遅れている。
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