今年の6月からプライベートベータとして公開されていたGoogle Ad Plannerがパブリックになった。(サイトへアクセスするにはGoogleアカウントが必要)
日本を含む世界40カ国のWebサイトが網羅されており、国、地域、言語、特定サイトおよびキーワードでフィルターすると想定ユニークユーザ数、リーチ、PVなどが表示される。このフィルターに基づいたWebサイトが表示されているので、次にカテゴリ、インデックス、リーチ、ユーザ数、PV数などで特定Webサイトを選択して簡単なメディアミックスができてしまう。
Source:Google Ad Planner
マレーシアでも、シンガポールでも、トルコやベネズエラでも広告代理店の手を借りることなく、簡単なメディアシーンを把握することができる。コンピュータ&エレクトロニクス、ファイル共有&ホスティング、車、セレブ、仕事、新聞、ゲーム、価格比較などのカテゴリでどんなWebサイトがあるのか、そのサイトのユニークユーザ数やインデックス、リーチはどうなのか、テキスト・画像・ビデオ・ガジェット広告のどれが利用できるのか、Goolgeのコンテンツネットワークに入っているのか、いないのかなど盛り沢山だ。
これにセルフサービスのクリエイティブ制作サービスを使えば、大抵のことはできてしまう。広告代理店の仕事がなくなってしまう(かも...?)。
Source:MarketingVox / Google Display Ad Builder
使い勝手が悪いとか、どういう使い勝手があるのか分からないといった意見もあるだろうが、このAd Plannerに新聞、雑誌、TV、ラジオ、OOHなど他メディアのデータが掲載されるようになるまでにどれくらいの時間が必要なのだろうか?他メディアとのXメディアミックスまでできるようなサービスにするGoogleの戦略を理解しない限り、左団扇の広告代理店は多いだろう。
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