Forresterは下のSocial Technographics Ladderを使い、各国のユーザをプロファイリングしている。
米国のみならず、欧州、中国、日本などもプロファイリングしているが、先日米国のプロファイルを更新した。それを見ると、Spectators (観客・野次馬?)が大きく伸びて69%になっている。Critics (日本のTVに出てくるコメンテーターといったところか)が37%、Joiners (新参者)が35%などと比率を伸ばしている。
Source:Forrester / Technographics Update
ForresterのJosh Bernoffは、上のエントリで「Blogを書いたり、Webページを作ったりするクリエーターはこれからはさほど増えない」、「他のグループと比べるともっとゆっくりと増える(韓国や中国は別)」と書いている。
インターネットユーザ全員がCreatorsになるわけはないので30%に届けばすごいことだろう。ということは、20%~30%ぐらいの人たちのBlog、コメント、リンク、引用などがその他のユーザに露出するということだ。このグループの声がそれ以外の人たちのイメージ、先入観、判断に大きな影響を与えるということだ。企業・ブランドのかすかな声を打ち消す勢いでCreatorsたちの声がインターネットに木霊する時代なのだ。
この時代に企業・ブランドは、別チャネルで従来からの手法を金科玉条としてお金を投下している。しかし、その声はどこにも届かず、丸くなった猫だけが眠るリビングルームの隅に置かれたTVから聞こえてくるだけだ。
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