先ごろ、Facebookのインタフェースが変更された。
それに呼応してKodakが積極的にコンテンツ配信を開始している。多分一番注目されたのは4月1日に配信された「Today only, Kodak announces the KODAK eyeCamera4.1!」だろう。下の画像では4月2日となっているが、これは時差の関係だ。それと元ネタはKodakのBlog、「A Thousand Words」から来ているからだ。
それは別として、新しいインクジェットプリンターの広告、Earth Dayの写真、CNETでレビューされたビデオカメラ、そしてKodakのCMO、Jeff Hayzlettが「Print & Prosper」キャンペーンを説明するビデオなど矢継ぎ早にコンテンツを発信している。
FacebookのPagesを企業公式Webサイトとは別に、新しいコンテンツ配信スペースとして機能させている。そしてこの配信スペースは、企業側からの一方的な情報・コンテンツ配信ではない。
次のWall書き込みと、それに対するコメントが、企業と顧客とのコミュニケーションが変わっていることを如実に物語っている。以下は、補聴器を初めてつけた少年が「音」を聴いた時の表情をとらえている写真だ。そして、ユーザから「妹が初めて補聴器を付けた瞬間と同じだ。母はそれを見て泣いていた」というコメントが入っている。
Source:Kodak Facebook Pages
上の写真とコメント以外にも各国のファンからコメントが書き込まれている。こんなライブリーな会話を企業公式Webサイトで同じことがやれるわけはない。Kodakはソーシャルメディアの活用方法を確立しつつある。
それにしてもKokakの「Print & Prosper」キャンペーンで、競合として挙げられているEpson、Lexmark(Ricoh)、Canon、HP、Brotherの各社は「グーの音も出ない」のではないだろか?プリンタメーカーのビジネスモデル、インクカートリッジで利益を上げるパターンが壊されそうだ。
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