2008年のUKにおける広告トップ100社のリストが上がっていた。
オンラインとDM広告を除外したプリント、ラジオ、TV、OOH、映画広告費をまとめたもので前年比4.8%減の総額87億ポンドだ。
中でもプリント広告の落ち込みが6.07%で一番だ。広告費としては一番大きいTVは3.95%減となっている。(クリックでサイトへ)
景気悪化によって車、小売、メディア、テレコム、FMCGブランドが広告費を大幅にカットした。昨年8月まではなんとか持ちこたえていたが、リーマンショック後は急下降し、今年は最大15%までの下落が予想されている。
Source:MarketingMagazine / Marketing's Top 100 UK Advertisers 2009
日本ブランドとしてはNintendo、Toyota、Nissan、Honda、Sony、Panasonicなどがトップ100入りしている。
そこでSamsungとPanasonicを比較してみる。
Samsungは前年比60%増の2,564万ポンド。OOHが41%増(887万ポンド)、プリントが71%増(937万ポンド)、TVが65%増(681万ポンド)。
Panasonicは前年比48%増の1,649万ポンド。OOHはなし、プリントが28%増(563万ポンド)、TVが59%増(999万ポンド)。
オンラインとDMは除外されているが、どちらもオンラインは活用しているだろうから、オンラインとの統合マーケティングを考えるとPanasonicからOOHが抜けているというのはちょっと腑に落ちない。特に携帯のSMSを考えるとOOHは欠かせないはずだが。
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