2009/07/09

Internet Ad Barometer 2009

今日もEIAAネタで恐縮だが、今年も「Marketers' Internet Ad Barometer 2009」が出てきた。その中から4つ紹介する。
  1. 他メディア予算がオンラインへ
    40%から46%へと昨年と比べ、雑誌から予算がオンラインへシフトしているケースが増えている。それ以外はどのメディアもオンラインへの予算シフトが行 われているが、昨年ほどではない。しかし、昨年の39%が37%となったTV、40%が32%となった新聞などはまだまだメディアシフトの影響を大きく受けてい るし、止まりそうにない。
  2. モバイル予算増加
    オンライン広告を重要だと認識する広告主は、モバイル予算を大幅に増やしている。オンライン広告を重視し、そのメリットを理解する広告主は、先端フォーマットを採用している。
    全体の30%はすでにモバイルを広告戦略に導入済みで、全欧州で87%の普及率に達するモバイル広告はますます効果的なフォーマットになってきている。
  3. ターゲティング増加
    広告主の72%はデモグラフィックに応じてターゲッティングを行っている。そして合計57%は25-44歳にターゲティングしている。
  4. パンヨーロッパ向け予算
    調査対象の広告主は、予算の16%をパンヨーロッパ向けに割いている。
    2009年の各国向けオンライン広告予算を増やす広告主が69%のところ、パンヨーロッパ予算を増やす広告主は82%に達する。
    そのなかでもパンヨーロッパ向け広告に行動ターゲティングを利用するのは39%(各国向けは22%)
Source:EIAA / Internet Ad Barometer 2009 (pdf)

インターネットやモバイルの中心ユーザにターゲティングすること。そして各国個別マーケティングだけではなく、パンヨーロッパを活用することが明らかになっている。

言語別のパンヨーロッパ向けマーケティング比率を出してくれるといいのだが...。

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