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その中でMedia Contactsのケーススタディを紹介する。33カ国にオフィスを構えるグローバルなインタラクティブメディア・エージェンシーであるMedia Contactsが、男性にターゲティングが必要なクライアントのためにQuantcast経由で、検索行動に関するユーザのデモグラフィック属性を調査したそうだ。
クライアント用の条件にあてはめたキーワード検索をベースとしているので、一般的なデータではなく、ある程度のバイアスはある。しかし、Google、MSN、Yahoo!の検索エンジンを利用するユーザデモグラフィックスに有意な差が見える。

性別で見るとYahoo!の女性比率が58.5%、そしてMSNの57.5%も注意が必要だ。次の世代構成でもYahoo!が若年層、MSNが中年層比率が高いのに比べ、Googleは35-44歳層がピークだ。年収でも各検索エンジンで面白い結果が出ている。
SEMさえやっておけばいいというステージはすでに過ぎているが、こういったケーススタディが出てきたということは、SEMの迷宮に入る前の段階でデモグラフィックスをちゃんと検証するスタンスはどのクライアントでもやっているわけではないらしい。また、誰がクリックしているのかを出せるSEMソリューションをどこでも提供しているわけでもないらしい。
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