調査したソーシャルメディアスペースには、Blog、SNS、フォーラム、コンテンツ共有サイト、Flickr、Wikis、Twitter、YouTube、評価・レビューサイトなどがあり、各社ごと、業界ごとにどれくらいのソーシャルメディアスペースにエンゲージしているかをスコア化し、4つのプロファイルに分類している。
そのランキングは下図のようになっている。Starbucksが、11のソーシャルメディアスペースに参加し、スコアとしては127を獲得、プロファイルとしてはMaven(≒玄人)とされ、ランキングトップを飾っている。
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Source:ENGAGEMENTdb / 2009 Report
170万人が参加しているSAPコミュニティネットワーク(SCN)を持つSAPにはソーシャルメディア担当者が35人いるのは当然だが、Starbucksは6人、Toyotaはたった3人でソーシャルメディアエンゲージメントを回していることに驚かされる。
SAPはSCNを含み10チャンネル、Toyotaは7チャンネル、そしてStarbucksは11チャネルを運営している。これだけのチャネルでコンテンツ更新、ユーザとの会話、コンテンツモニター、レポートなどを行うために6人とか、3人でできるのだろうか?
とくにStarbucksはFacebookだけで363万人以上のファンを抱えている。ファンの書き込みも分単位で行われている。ソーシャルメディアスペースでの書き込み、コメントモニターを自動化するツールが使われているようだ。
(クリックでサイトへ)
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そしてのこの課題のひとつは、自前メディアという属性を持ち、顧客・ユーザとの直接対話チャネルであるだけにファン、サポーター、アドボケーターを育成していくためにも企業・ブランドにとって価値のあるチャネルのはずだ。
参考:Michael Jackson on Facebook (Online Ad 2009/07/13)
ところで、日本のグローバル企業・ブランドにソーシャルメディア担当者は何人いるのだろう?いや、ソーシャルメディアを担当する部署はあるのだろうか?
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