それによると、
- 51%のFacebookファン、67%のTwitterフォロワーは、ファンやフォローするようになってから、もっとブランドや製品を購買するようになった
- 60%のFacebookファン、79%のTwitterフォロワーは、ファンやフォローするようになってから、もっとブランドや製品を薦めるようになった
これだけでもすごいが、ソーシャルメディアのパワーはそれだけではない。
「FacebookやTwitterに参加していないブランドをどう思うか?」という質問に
- 企業・ブランドがFacebookあるいはTwitterにデジタルプレゼンスを持っていることは当然だ。ただし、参加している企業・ブランドが相応の対応をしていなければ、今日の市場における適応性に疑問符がつく(女性:50-54歳)
- FacebookやTwitterが抱えるデモグラフィックに興味がないのか、あるいはインタラクティブにもっと露出できる可能性に気付いていないことになる(男性:35-39歳)
- 顧客とコミュニケートする新しいやり方に乗っていない、あるいは沿っていないことになる(女性:18-24歳)
- FacebookやTwitterに参加していないのなら、デジタル消費者と触れ合っていないことになる(女性:55-59歳)
Source:Chadwick Martin Bailey
企業・ブランド認知、好感度、購買意思、推奨など多様なKPIに影響を及ぼすFacebookやTwitterがある。そして、FacebookやTwitterに参加し、ユーザとエンゲージしない企業・ブランドに対するネガティブな側面も明らかにされている。
特に、これだけのバズが発生しているソーシャルメディアスペースに対してなんらの策も打ち出さず、傍観に等しい態度をとり続ける企業・ブランドに対する視線は厳しくなるばかりだ。縦割りのサイロ組織を横断する風通しのよいチャネルがなければ、市場も消費者マインドも担当サイロで無視される限り、上層部へは上がっていかない。
しかし、ファンやフォロワーになった消費者・ユーザ達は、自ら進んで企業・ブランドの価値を広めようとしてくれている。なんらのインセンティブも受け取らず、自らが認めた価値を他の人たちにも理解してもらおう、納得してもらおう、そして、同じ価値を共有してもらおうとコンテンツを発信している。これこそがマーケティングだ。
ファンやフォロワーの価値を認めないマーケター、企業、ブランドに明日はない。
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