Source:Bivings Report / Top Ten U.S. Olympic Athletes on Twitter
ただし、上のランクは2月15日付けなので随分と変動している。2月26日時点では金メダルを取ったライサチェックなどのフォロワーが急増している。
- Shaun White, Snowboarding Followers: 101,521 -> 142,016(26日)
- Apolo Ohno, Short Track Speed Skating Followers: 79, 618 -> 127,898(同)
- Lindsey Vonn, Alpine Skiing Followers: 45,439 -> 63,949(同)
- Angela Ruggiero, Ice Hockey Followers: 37,013 -> 41,423(同)
- Steve Mesler, Bobsled Followers: 27,582 -> 28,791(同)
- Louie Vito, Snowboarding Followers: 16,749 -> 25,501(同)
- Johnny Weir, Figure Skating Followers: 10,717 -> 34,792(同)
- Gretchen Bleiler, Snowboarding Followers: 6,870 -> 11,746(同)
- Tanith Belbin, Pairs Figure Skating Followers: 5,006 -> 9,122(同)
- Evan Lysacek, Figure Skating Followers: 4,680 ->28,284(同)
Source:Wired / Your Guide to U.S. Olympians on Twitter
Source:Twitter / USOlympians2010
米国オリンピック選手のうち81人がTwitterを利用して情報発信を行っており、フォロワーの最も多い選手は14万人を越えていることになる。米出場選手の総数は596人。そのうちの81人、13.6%がTwitterを使っているというわけだ。
この13.6%という数字はロージャースの曲線を思い起こさせる。イノベーターが2.5%、アーリーアダプターが13.5%と分類される「Diffusion of Innovation」にぴったりとはまる数字だ。米国のオリンピック出場選手の81人はアーリーアダプターとしてTwitterを利用し、家族、友人、知人、そして自分を応援してくれるファンに最新情報を送っている。
参考:Razorfish FEED 2009 (Online Ad 2009/11/20)
さて、日本はと言うと...?
ある女子選手は立派なWebサイトを構えておられるが、ひと月遅れの情報しか載っていないし、オリンピック開催期間中のアップデートもない。他にもBlogを書かれている日本人選手もたくさんいらっしゃるようだが、Twitterとなると数えるほどではないだろうか。そして、フォロワーが万を超える選手はいらっしゃらないだろう(?)
WebサイトやBlogといったコンテンツソースへのトラフィックをどうやって誘引するかがポイントであり、広告、PR、マーケティング、イベント、セミナーなどを活用していかなければならない。そんな中、Twitterはトラフィック誘引ファクターとして重要なチャネルとなってきた。米メディアWebサイトのトラフィックソースの中心はまだ検索エンジンだが、FacebookやYouTube、そしてTwitterのシェアが上ってきている。特にTwitterは、「In the field」や「On the go/move」という属性をより一層持つだけにそのポイントが上ってきている。
そんな現状を理解している米企業・ブランドは、Twitterからコンテンツソースへのトラフィック誘引を伸ばすために様々手段を講じている。RTを促進する懸賞キャンペーンなどはCES2010などでも目立ってきている。OOHと組み合わせるケースも増えてきた。そんな企業・ブランドの取り組みを肌で感じているユーザ、すなわち、米オリンピック選手の中にはTwitter発信を行い、10万人を超えるフォロワーを獲得する選手も出てきているわけだ。
そんな企業・ブランドの取り組みを感じられない日本人選手にTwitterを積極的にやるケースは出てこない。Webサイトを立ち上げ、たまに写真満載のBlogを更新しておけば大丈夫という理解になる。アクセストラフィックが少なくても、トラックバックやコメント、リンクや引用が少なくても、バズに名前が出てこなくても気にすることはない。やるべきことをやっているのだからと...。
どうしても日本のグローバル企業・ブランドのソーシャルメディアマーケティング理解、導入とダブってしまう。
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