個人的なオンラインコミュニケーションのツールとしてEmailが北米、EMEA、APACでトップ。北米は87%がEmailを個人的なコミュニケーションツールとして活用していた。
参考:Consumer Email Study (Online Ad 2009/06/18)
このEmailのコミュニケーション力を活用しない手はないわけで、eMarketerのデータを引いて、最近、Ad WeekやScott MontyもBlogを書いている。
最初のeMarketerのデータ、Emailマーケティングへのソーシャルメディアの影響は、
- 81% Emailコンテンツのリーチを新しいマーケットへ拡張する
- 78% ブランドレピュテーションと認知を向上させる
その認識をもとにして、次のデータでは、2010年にソーシャルメディアをEmailマーケティングキャンペーンに統合する動きが明らかにされている。
曰く、
- 27% 新戦略を系統立て、すでにプログラムに実装している
- 24% 新戦略を系統立て、実装用のプログラムを調査中
Source:Ad Week / Social Media Boosts E-mail Marketing
Source:Social Media Marketing Blog / Report: Social Media + Email = More Power
ソーシャルメディアとEmailマーケティングを統合する、この新しい戦略に必要なのは既存顧客のemailリストだ。企業・ブランドが長年、顧客との関係の中で培い、育ててきた顧客リストが、中身を開いて見られずにゴミ箱行きのDMだけに使われるのではなく、ソーシャル メディアユーザとのエンゲージメントのプラットフォームに変わることになる。
ただし、既存顧客のemailリストが貧弱であったり、持っていない場合、リスト屋さんから購入する手もあるが、質の問題が付いて回るし、どこまでアップデートされているかも心配だ。また、opt-inユーザだけではない可能性もある。となると、これはもう時間をかけた積み重ねでしかない。全方位、360°にわたった顧客とのコミュニケーションが物を言う世界だ。
この顧客コミュニケーションが今まで以上に問われることになる。
さて、Samsungは3DTVプロモーション用のEmailニュースレターを先週末に発信していた。このEmailからどれほどのバズが発生し、発生するのだろう、ソーシャルメディアスペースで?
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