Source:Verizon / Newscenter
ま、一目で他企業のニュースセクションとは違うのがおわかりだろう。
- 注目させるグラフィック
- 豊富なテキスト、ビデオ、オーディオコンテンツ
- 検索機能提供
- RSS登録
- Email登録
- Blogリンク
- Twitterリンク
- Press Kit提供
- メディアコンタクト
オンラインニュースルームの目的、メリットと言えば、
- オンラインマルチメディアコンテンツ提供
- メディアカバレージ増加
- 検索エンジン対策
- メディアおよび消費者にメッセージを直接配信
- オンラインレピュテーション管理
- ソーシャルメディアコンテンツ追加
- 効果可視化、計測
- 御社のニュースルームは頻繁に、意味があり、適切でエンゲージするコンテンツを配信していますか?
あるいは、単純に昔通りのプレスリリースを流すだけですか? - ジャーナリスト、消費者、投資家、ステークホルダー、顧客・会員など広範なオーディエンスに向けたニュースルームですか?
あるいは、既存レガシーメディアを考えているだけですか? - 彼らオーディエンスにテキスト、画像、ビデオ、オーディオ、PDF、Blog、ニュースフィードなど多様なコンテンツを提供しているニュースルームですか?
あるいは、テキストベースのプレスリリースだけですか? - 彼らオーディエンスがニュースルームにアクセスした際、友人にクチコミしたり、コンテンツを共有できるニュースルームですか?
あるいは、印刷物を提供するだけですか? - 検索エンジンが巡回し、最新コンテンツを検索結果に表示し、検索ユーザに正しい情報を伝えているニュースルームですか?
あるいは、主な検索エンジンでひどく下にランキングされていますか? - 最新のWebデザインや事例を参考にしてアクセスユーザが迷子になることなくコンテンツを見つけ易く、保存したり、検索したり、並べ替えたりできるニュースルームですか?
あるいは、テキストベースのプレスリリースだけですか? - アクセスユーザの再訪を促進したり、メインセクションの製品、サービス、企業情報、ミッションへトラフィックを誘引したり、ユーザが企業とエンゲージするようになっているニュースルームですか?(コメント、フィードバック、募金、投資、登録、引用など)
あるいは、テキストベースのプレスリリースだけですか? - 企業のコンタクト情報などをSPAMから守るニュースルームですか?また、マルチプラットフォームからアクセスできるニュースルームですか?(PC、Email、携帯、ソーシャルメディアから)
あるいは、PCアクセスだけを考えたニュースルームですか? - アクセスユーザが求める多様なチャネルに応じてメッセージ、コンテンツを配信できるニュースルームですか?(検索エンジン、Email、Facebook、Twitter、Blog、YouTubeなど)
そうして、それらのスペースからユーザのトラフィックを誘引できますか?
あるいは、オンラインコンテンツはすべてWebマスターの許可が必要ですか? - アクセスユーザのトラフィック、アクセス場所、ユーザが消費、共有、コメント、書込み、登録したアクセスコンテンツなどをトラッキングするニュースルームですか?
あるいは、そんなデータを求めても無理ですか? - 自社のオンラインブランドレピュテーション、リスクをモニタリングしていますか?また、競合のバズ、マーケティング戦略をモニタリングしていますか?
あるいは、そんなことは考えたこともないですか?そんなことはPR部門には関係ありませんか?
Source:iPressroom / 10 Reasons Why You Need a Better Online Newsroom in 2010
iPressroomの「10 Reasons why you need a better online newsroom in 2010」の10の箇条書きは内容を若干修正し、その上で11番目を追加している。
ソーシャルメディア対応を云々する以前の問題も多々ある。それはコンテンツのオンライン化、マルチメディア化、コンテンツのコンテキスト、検索エンジン対応、再訪促進策、レイアウトなどだ。それらに対応した前提で、ソーシャルメディア化やモバイル対策が求められている。そして、最後の11項目めにバズモニタリングを付け加えた。
広告やマーケティングなら今までもレガシーメディアにおける競合調査はやってきた。積み上げられたティアシートや出稿回数を比較し、NielsenのAdRelevanceで算出したimpression数、gifファイルや推定広告費を比較してきた。
しかし、下図にあるようにEmailマーケティング、SEOを除くと、Blogしたり、RSS・Podcast、ソーシャル検索、ソーシャルネットワーク、Twitter、Webコンテンツ管理を担当しているのは、ITやマーケティング部門ではなく、PR部門となっている。EmailマーケティングやSEOもPR部門の比率は高い。
この状況下で、PR、広報部門が最先端に近くデジタル化しなければ、競合や世界のグローバル企業・ブランドとのギャップは広がるばかりだ。デジタル化とはコンテンツをオンライン化、マルチメディア化することは当然、もちろんのことで、その先にあるソーシャルメディア化、そして、ピアエンゲージメント、リレーションズ、コネクションを見据えた体制が必要となる。
既存の組織で可能だと考えられますか?
Source:iPressroom / 2009 Digital Readiness Report
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