全世界で18億人、普及率26.6%となっている。
2005年12月時点はどうだったかというと、同じInternetWorldStatsのデータによれば、インターネットユーザ数10億人、普及率15.7%だ。
この4年間に8億人増えて、普及率は約11%ポイントも高くなった。
欧州は1.35億人、北米は3,400万人、南米が約1.1億人、中東が4,000万人、アフリカが6,300万人増えているが、どの地域が一番普及が進んだかと言うと、これはアジアで3.6億人が7.6億人へと4億人も増えている。ただし、伸び率では約380%のアフリカがトップだ。
Source:InternetWorldStats.com
この4年間にレガシーメディアからオンラインメディアへの消費者、ユーザシフトは明らかとなり、続いてオンライン(マス)メディアからソーシャルメディアへのシフトも明らかになってきた。4年前、YouTube、MySpace、Facebook、果てはTwitterといったサイト、サービスは影も形もなく、あったとしても異形、傍流も傍流といった存在でしかなかった。しかし、今、インターネットのコアを形成しているのは「共有」「ファン」「フォロー」といった属性を抱合するサイト、サービスとなっている。そして、PCから携帯へのシフトも明らかになりつつある。
インターネット、ソーシャルメディアは、ユーザのメディア消費時間、行動・コンテンツ消費パターン、ユーザのコンテンツ発信・共有・再露出力を大きく変えて、レガシーマスメディアと消費者の位置関係、立場を逆転させた。
だから、2009年10月のBusinessWeekは、
Fordはそのマーケティング予算の25%をデジタルメディアへ投下する予定だ。これは業界平均の2倍以上だ。という記事を上げている。
そして、J.D. Powerによれば、2009年、自動車メーカーのマーケティング予算の9%はデジタルで、2012年には12%に増加すると予想されている。
Source:BusinessWeek/ Ford Spending 25% of Marketing on Digital and Social Media
この4年間に、マーケティング戦略が大きくデジタル化し、その中でもFordのような先進企業はソーシャルメディアにシフトしている。
さて、この4年間に、御社のマーケティング戦略は何か変わりましたか?レガシーメディア予算は削減されましたか?何%オンライン化しましたか?何%がソーシャルメディア化しましたか?ユーザフィードバックを受け入れていますか?オンラインのバズモニタリングをしていますか?
0 件のコメント:
コメントを投稿