それによると、職場での仕事目的のメディア利用時間をメディア別に見ると、B2B Webサイトへのアクセス、B2B雑誌、Eメールニュースレターに次ぎ、4番目にSNSが来ている。ビジネスWebサイト、新聞、ビジネス誌などよりもSNSが仕事に利用されている。そして、IT専門家の40%は、これからの12カ月間でSNS利用時間を増やすと答えている。
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なぜIT専門家がSNSを使っているかと言うと、同僚などとのつながりを、新製品・サービス・技術を知るため、SNSが技術・情報・アドバイスを入手する価値のあるスペースだと認識していたり、購買情報を仕入れたり、新しい企業・ブランドについて知るために活用している。
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IT購買決定権者は、企業公式Blog、LinkedIn、Twitterに重きを置いているが、マーケターが力を入れているのはFacebook、Twitterであり、LinkedInはようやく三番目に顔を出している。
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IT購買決定権者とマーケターのソーシャルメディアスペース評価の違い、ギャップは非常に面白い。マーケターは人気、ブーム、注目を集めるFacebook、Twitter、LinkedInの順番になるが、IT購買決定権者は企業公式BlogおよびLinkedInが群を抜いている。
これは企業や役職者・社員が、ソーシャルメディアで共有されるコンテンツを発信し、共有されているかという判断だろう。また、それはオープン、対等、双方向のコミュニケーションをしているかという判断だろうし、タイムリーに質の高いコンテンツを継続的に制作、発信しているかということにもなる。
さて、最後に上げたすべてのアドバイスは、B2Bであれ、B2Cであれ同じことだ。ただし、どちらにしてもまず、1番目と2番目のアドバイスを継続実行し、特に2番目は必ず獲得しなければ企業として何も始められない。ここがネックになるのかしら...。
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