トップトレンド;
- SNSへのトラフィックが全世界で40%を占めている。
- 米国、南アフリカ、インドネシアでは60%以上にも達している。
- WAP(Wireless Application Protocol)や.mobiサイトのコンテンツは23%にしか過ぎず、フルWebサイトがトラフィックの77%を占めている。
2008年3月にOpera Miniのユーザは24億ページを閲覧し、2008年Q1は前期比57%もアップし、3月はユーザあたり202ページを消費している。そして、3月に1,190万人のOpera Miniユーザは3,300MBのデータを消費している。この急激な伸びは何が原因なのだろう?どの国の伸びがどれだけあったというデータが無いが、調査対象国でローカル化された大手SNSが開始されたということかもしれない。
消費されているコンテンツ;
- SNSが全世界で人気
- 人気のあるフルWebサイトは、携帯ユーザにも訴求
- デバイスに関わらずユーザはリッチなWeb環境へ向かう(WAPへのトラフィックは減少傾向)
- 四分の一近いトラフィックは、ポータルあるいは検索エンジンへ向かう
- ロシア
ウクライナを除き、世界で最もエンタテイメント系コンテンツを消費。40%前後がエンタテイメントおよび娯楽、スポーツサイト - インドネシア
63%のトラフィックがSNSへ。米国と同じ高率。 - 中国
55%がポータルと検索エンジンへ。ECおよびEmailは2%にしか過ぎない - 米国
63%のトラフィックがSNSへ - インド
48.9%がSNSへ - 南アフリカ
61%がSNSへ。Emailは4%以上で、世界で2番目にEmailが普及 - ウクライナ
61%がエンタテイメント・スポーツへ。43%がWAPサイトへ - 英国
Emailは11%で、世界でトップの普及 - ドイツ
7%がEC。28%がエンタテイメント・スポーツへ - ポーランド
フルWebトラフィックが大半でWAPサイトへは4%のみ
10カ国のOpera Miniユーザがアクセスするトップ10サイトを見ると、ローカルサイトがトップを占めている国もあるが、MySpace、Facebook、Orkut、Friendsterなどが必ず上位には入っている。モバイルSNSが本格化してきている。
次の機会には、SMSの利用率・量や各国ごとのユーザ数、消費コンテンツなどの数字を出してくれるとありがたい。
WAPへのアクセスが減少し、フルWebへのアクセスが増えているということは、携帯ユーザへの訴求可能性を検討する必要がある。それはグローバルなブランディングの方法のひとつとしてSMS発信の可能性もあるということだ。
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