2008/06/17

VP and Chief Blogger

BtoB Onlineの6月9日に「Business embrace blogging」という記事があった。

書き出しに、「特に大企業のB2Bマーケターの場合、問題はBlogするかどうかではなく、いかにしてBlogの影響を拡大し、全社的なソーシャルメディアプログラムの一部として取り入れるかだ」と書いている。すでに企業がBlogをやるか、やらないかという議論には決着がついているようだ。現状は公式Blogをオープンし、各階層のユーザに訴求する必要性が認識されているということだ。

米国大企業のBlogとしては、Sun MicrosystemsのCEO、Jonathan Schwartzのものが特に有名だが、その他、多くの企業で顧客・ユーザとのコミュニケーションにBlogが活用されている。BtoB Onlineが著名なBloggerやソーシャルメディアのエキスパートに取材した中で、DellのBob Pearsonは、VP-communities and conversationsというタイトルがついている。「コミュニティおよび会話担当副社長」といったポジションだろうか。VPを置くほどに顧客コミュニティや顧客との会話を重視しているということだ。
Dellは、Direct2Dell.comだけではなく、ITユーザやSMB向け、そして投資家向けにDellSharesというBlogまで開設している。「Dell Hell」の教訓だけではなく、正面からオープンに顧客と会話してゆこうとする姿勢が見える。

また、企業によっては「Chief Blogger」という職名がを与えて、公式Blogの運営・方向性などをリードさせることも始まってきた。Kodakは、3つのBlogがある。「A Thousand Words Blog」、「Grow Your Biz Blog」、「Plugged In Blog」があり、この「A Thousand Words Blog」にChief Blogger、Jenny Cisneyが書いている。

Source:BtoB Online / Business embrace blogging

日本企業では何社がBlogを正式に外部に公開し、オープンで公平なコミュニケーションチャネルを使い、顧客・ユーザの声を吸い上げているのだろう。また、欧米グローバル企業として違い、日本本社が英語Blogを開設しているケースはない。本社がボーダレスのインターネットユーザの声を聞くことも、会話することもできない。「会社に人間の顔」を着せて、信頼、好意、肯定的な注目を得ることもできない。

単にインターネットユーザとのコンタクトだけではなく、Web 2.0、ソーシャルメディア機能を企業のコアに実装しようとしている競合企業にも大きく引き離されてゆく。

参考:Human Face on Your Company (Online Ad 2008/03/31)

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