2008/09/24

Beijing Olympic

Big ResearchがTVで放映された北京オリンピックの各種競技ごとの視聴率データを出している。

といっても18~34歳の視聴率トップ15に入った競技のみだが以下を見ると、開会式が飛びぬけているが、閉会式も78.4%だ。この2つを除けば体操が競技では一番人気がある。
さてオリンピック関連情報をどのメディアを使って収集したかというと、当然、TVが一番で84.4%だ。しかし、2番目に75%のインターネットが来ている。新聞は58%、携帯以降は40%以下となっている。
Source:Big Research / Special Report : 2008 Beijing Olympics (登録要)

TV、新聞、WOM、雑誌、ラジオ、その他という非インターネット系と、インターネット、携帯、Email、Webラジオ、携帯テキスト、Blog、IM、携帯ビデオというインターネット系のメディアが情報収集に使われている。

すくなくとも18~34歳の中国の人たちは様々なインターネットのタッチポイントチャネルを駆使して、情報を収集している。また、それぞれのチャネルで情報、コンテンツを発信していたのだろう。膨大なコンテンツが流通しているわけで、その流通チャネルはマスメディアからソーシャルメディアへ移行しつつある。マスメディアを活用するマーケティングだけではもう立ち行かない。また、マスで使っているマーケティング戦略をそのままソーシャルメディアに流用することなどできるわけもない。

専属部署を立ち上げ、耳をそばだてることから始める必要がある。

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