2008/09/03

Interactive Journalism

Jeff Jarvisが自身のBlog、Buzzmachineに「Fundamentals of Interactive Journalims」というスライドを載せている。

ニューヨーク市立大学の講義用の資料らしいが、最初の数ページにニュースメディアの発行部数、売上規模、企業株価総額、人員数などがある。
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7ページ目に2008年の現状として、「ニュース(スペース)が縮小しているのか?」として、数字挙げている。オンライン新聞のオーディエンスは新聞読者より多い6,700万人、新聞購読者と同じくらいの5,300万人がコンテンツを制作している。Diggは2,600万人のユーザを抱えている。
Source:Buzzmachine / School's in

それよりも最初にある「リンクが持つパワーのおかげで世界中からどんなニュースでも入手できる」という点がポイントだろう。

新聞の発行部数・購読部数は減少を続けているが、ユーザが制作する(ニュース)コンテンツは膨張を続けている。以前であれば、マスメディアに掲載されなければ陽の目を見なかったニッチコンテンツでも、リンクさえあれば英米どころか、非英語圏のユーザにも露出してゆく。

リンクは既成露出チャネル以外で、そのパワーを発揮する。SNS、コミュニティ、フォーラム、Blog、Twitter、Chat、Flickrなど数え切れないリンクチャネルが存在し、その活用を待っている。しかし、それを活用しているのは個人ユーザ、あるいは限られた企業ユーザのみだし、まだまだ活用は国内に限られている。

B2Cであれ、B2Bであれ、世界を結ぶリンクを米国からでも、日本からでも活用することはできる。グローバルなオーディエンスを意識しさえすれば...。

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