一昨日の「Search Syndication and Traffic Quality」で一枚のスライドを引用したが、それはBright Talkに上がっていた「How to Get High Natual Search Engine Ranking」からだ。
このBright Talkは、今週からB2B向けのWebcastを無料(当然、有料のプレミアムやエンタープライズチャネルもある)で作成し、提供するサービスを開始している。(下をクリックでデモ画面へ)
無料サービスは、最初の月は3本まで、以降、月に1本まで追加可能で、15分、あるいは30分ものを何日のいつから開始するかを決めてアップすることができる。Bright Talkの(無料)購読者は、ライブでも、録画でも興味のあるものを視聴でき、新しいWebcastの通知を受けることができる。
Source:BtoB Online / BrightTalk launches free b-to-b webcast service
Source:BrightTalk
参考:Search Syndication and Traffic Quality (Online Ad 2008/09/09)
IT Briefing Centerなども同様のサービスを提供している。こちらは、Gartnerのアナリストの前振り付で各社のソリューション、製品、サービスを紹介するWebcastを提供している。IT Briefing Centerは、登録者に新しいWebcastがアップされればEmailで通知してくれる。(下をクリックでサイトへ)
Source:IT Briefing Center
SlideShareでもSlidecastとして、SlideShareのスライドにPodcastを追加するサービスがある。SlideShareも所属するグループに関係するトピックが投稿されるとemail通知を送ってくれる。(下をクリックでSlideCasts画面へ)
Source:SildeShare / SlideCasts
今後も同様の無料サービスが出てくるだろうが、今のところBright Talkしか提供していないサービスとして、1)視聴者に質問を設定できること、2)自社のWeb/BlogサイトにWebcastを貼り付けること、また、3)Webcastを評価してもらうこと(もできるようだ)がある。
サイズを問わず企業、そして個人でも簡単にWebcastをアップし、コンテンツを露出することができる。こんな時代に自社Webサイトからだけコンテンツを流していても、露出したことにはならない。そして、コンテンツを露出したユーザ・視聴者と対話できなければ、フィードバックが得られなければ一方通行のままだ。従来の既成メディアを通した垂れ流しでしかない。
Web 2.0時代のユーザや顧客がどこに集まっているのか、どんなコンテンツを消費しているのか、どんなサービスを利用しているのか、それさえも調査せず、レガシーメディアに予算を投下し続け、レガシーメディアのオンラインサイトへおまけのオンライン露出を行っている限り、ブランド価値、評価は下がり続け、B2Bでの引き合い生成もままならなくなるだろう。
本BlogのB2B/B2CやCase Studyで紹介しているのは、ほんの一部でしかない。B2Bでのオンライン露出、Web 2.0対応事例などは、そこら辺に転がっている。是非、様々なリソースを調査されることを推奨する。
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