それによると、全世界の携帯端末は2006年9月に25億台を突破、IDCが2006年10月に発表したところによると2006年1年間の出荷台数は10億台を上回るという。
地域別、携帯端末ごとの普及率を見ると、驚くことに南米の携帯電話、MP3/iPod(西欧と同率)、スマートフォーン普及率がトップ、そしてBlackberryなどのPDAは西欧に次ぎ2位、米国の10%を上回っている。また、南米、アジア、東欧諸国の人々は、北米や西欧諸国の人々より携帯端末を使いこなしている考えており、米国の50%、西欧の58%と比べ、南米で73%、東欧で69%、アジアで63%の人々が携帯テクノロジに熟練していると答えている。
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3番目の「Internet eclipses friends & family」は、携帯端末を使うインターネットアクセスが友人や家族とのコミュニケーション時間に食い込んできていることを指す。
5番目の「Personalization powers after-market sales」は、購入後に端末のパーソナル化、カスタマイズ化ができるかどうかが重要だということになる。
Source:FAME / Global Mobile Mindset Initiative
6番目の「Willingness to pay for many premium services」に注目したい。Executive Summaryによると全世界のユーザは、仕事と家庭生活をブレンドしてくれるSMSテキストメッセージ、無線email、モバイルIMなどのプレミアムサービスに喜んでお金を払うと回 答している。加えて40%の西欧ユーザは携帯端末への依存性が高いことを認めており、15%は今以上に携帯利用を増やすと答えている。また、途上国でもマルチメディアコンテンツ、メッセージング、端末のパーソナル化が差別化の大きな要因だとされている。
人と人をつなぐメッセージング機能をテコに、マルチメディアやパーソナル端末が充実してくると、一層、携帯端末が個人のメディア化を促進するだろう。また、世界の半数近くにも普及する携帯端末はブランドメディアビークルとして重要性を増してくる。
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