世界をひとまわりしているのはFacebookだが、中国(QQ)、日本(Mixi)、ロシア(V Kontakte)、インド・ブラジル(Orkut)、メキシコ、ポルトガル(Hi5)などではFacebookがトップSNSの位置にたどりつくまで時間がかかりそうだ。
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Source:Inside Facebook / A World Map of Leading Social Networks
ただし、同じプラットフォームでほぼ地球全体をカバーするのはFacebookだけだ。トップになっていない各国でも虎視眈々とトップを狙う位置にいる。
で、このFacebookを使って米国Hondaが面白いキャンペーンをやっている。Hondaを好きな誰かを誰もが一人ぐらいは知っていることを知らしめるためにFacebookで「社会的な実験」に参加しましょうと呼びかけている。
(クリックでサイトへ)
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ユーザはHondaのページで、自分自身がHondaのファン、あるいはファンの誰かを知っていることを入力する。次に、Hondaが好きな自分の友人をこのページに招待していく。そうすると、この友達の輪、Hondaファンの輪が広がってゆく。米国だけではなく、海外のHondaファンもその輪に入ってくる。
世界中をカバーするFacebookならではのキャンペーンということになる。8月6日のHondaファンは34,972人だった。
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いやいや、そんなことはない。最初にユーザがファン登録する際、入力するのは米の州名だ。米国Hondaは米国ユーザを相手にしているだけだ。
しかし、今回のキャンペーンでHondaファンの輪に連なった諸外国のFacebookユーザは、今後、米国Hondaのコンテンツが露出されてゆくことになる可能性が高い。それによってFacebookユーザ内にブランドが一層、認知されてゆく。その効果は何も米国ユーザに限った話ではない。
こういった米国以外の世界のユーザに対してHondaファンの輪を継続し、グローバルなブランディングを実施してゆくのなら、それは米国Hondaではなく、本社のテリトリだと思うがいかがだろうか。
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