2009/08/18

Twitter Stats

Twitterに関する情報をSysomosがある程度まとめて出している。それを伝えているInfulential Marketing Blogのほうでは、興味深い10の統計データを取上げている。

曰く、
  • 21%のTwitterアカウントは空箱
  • 94%近くのTwitterアカウントは100人以下のフォロワーしかいない
  • 2009年3月、4月がTwitterが爆発した時期
  • 5%のユーザが75%のコンテンツに貢献し、10%のユーザが86%を発信している
  • Twitterユーザの半分はノンアクティブ
  • 火曜日がTwitter日
  • Twitterの大半は英語
などだ。

国別に見ると米、英、加、豪と英語圏が上位を占めている。この4カ国で78.5%を占めているが、ブラジル、独、蘭、仏、印、南アなど非英語圏諸国もトップ10入りしている。ブラジルは2%だ。

Source:Influential Marketing Blog / 10 Stunning (And Useful) Stats About Twitter
Source:Sysomos / An In-depth Look Inside the Twitter World

Influential Marketing Blogで取り上げていない項目に2つほど面白いものがSysomosのサマリに上がっている。
  • 女性53%、男性47%
  • マーケターと自称するユーザの15%は2,000人以上をフォローしている。一方、Twitterユーザ全体の0.29%しか2,000人以上をフォローしているケースはない。
以前、Quantcastで調べたところ、上位20サイト中、男女比が50%ずつのYouTubeを除いても、13サイトは女性比率が50%を超えていた。

参考:7 Tips for Mom Bloggers (Online Ad 2009/04/24)

そしてTwitterでもそうなると、やはり、女性ユーザをターゲットに据えた戦略が求められる。女性のクチコミパワーを軽んじる余裕がない限り、無視することなど絶対できないはずだ。「Bad Reputation Fly High」で紹介したようにYouTubeなどを使った行動は大向こう受けするし、企業も迅速に応ぜざるを得ない。しかし、大きく表に出てこなくても、草の根運動的に女性個人々のコネクションを通して静かに広がる悪評は対処のしようがない。

参考:Bad Reputation Fly High (Online Ad 2009/07/29)

さて、マーケターがダンボのように耳を広げて、人々のささやきを聞いている。どこまで聞けているかは別な話だが、少なくとも米国のマーケターは聞き耳を立てていることは確かなようだ...。

しかし、上のグラフにあるように囁いているのは英語圏だけではない。非英語圏を含め世界中が毎日ブランドに関する囁きを呟いている。これをモニターしている日本のマーケターはいるのかしら?

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