- C-Suiteの世代交代によりインターネット利用も変化
- インターネットはC-Suiteの情報ソースのトップ
- C-suiteは自分で情報を検索する
- C-Suiteが使うのは主流の検索エンジン
- ビデオおよびオンラインネットワークはC-Suiteのツールになりつつある
- IT部門の管理職は情報収集にインターネットを最も使う
- 40歳以下の管理職(NetScape世代)はソーシャルメディアツールを活用して最もエンゲージする
まず、世代交代に関してだが、下の図は、50歳未満と、50歳以上のC-Suiteが
- ビジネス情報入手に利用するインターネットの頻度
- インターネットツール、サービス価値の5段階評価
- オンラインツールを利用する%
もうひとつ世代間で異なるインターネット行動がある。それは、「ビジネス情報を収集するために次をクリックしますか?」と聴かれて、
- 検索エンジンのリスティング広告
- バナー広告
- ポップアップ広告
- 他コンテンツへのリンク
- Blogエントリからのリンク
そして、IT管理職と非IT管理職を比較している。
- 毎日20回以上検索
- テキストよりもビデオからの情報収集・入手を優先する
- オンラインコミュニティの同僚から受けるアドバイスに価値を認める
- 仕事に関するBlogを毎日読む
- ビジネスおよびニュースコンテンツをRSSフィードを利用して毎日読む
- 仕事関連コンテンツを検索したり、それらを毎日モバイルWAPで読む
- 検索結果のリスティング広告をしょっちゅうクリックする
最後にWeb 2.0利用に関して比較している。今回は40歳未満、40~49歳、50歳以上という3段階に分けての比較だ。
- 自分自身で仕事関連Blogを書いている。
- TwitterなどマイクロBloggingをやっている。
- ビジネスおよびニュースコンテンツをRSSフィードから入手している。
- モバイルWAPを使って、検索したり、コンテンツを読んでいる。
Source:Forbes Insights / The Rise of the Digital C-suite
ビジネス誌を使ってC-Suiteに訴求しようというB2Bブランディングがある。しかし、もはやプリントのビジネス誌だけを使ってC-Suiteに訴求できる時代ではない。そして、売上高10億㌦を超える中堅企業以上のC-Suiteに40歳未満、50歳未満のC-Suiteが誕生している今日、彼らの日常行動を支えているのはオンラインであり、検索であり、ソーシャルメディアであることが明白だ。
現在、顕著になりつつあるC-Suiteの行動パターンに則したマーケティングが求められている。しかし、まだまだ今までのメディアプランにおまけとしてオンラインを加えているだけではないだろうか。
どうして頭を切り替えないのだろう。マインドセットをシフトしなければ、今の動きについてゆくことは困難だ。それにもかかわらず、なぜ、新しい動きを見ないのだろう。
それは、企業・ブランド側、そして代理店側の意思決定層が50歳以上だからだろうか?それとも、世界中のインターネットユーザを巻き込み、まったく新しいトレンドをいくつも誕生させてきたWeb 2.0という流れを理解できないからなのだろうか?
0 件のコメント:
コメントを投稿