2010/01/07

B2B 2010 Outlook

250億㌦以上の売上げの企業が5%も占めるB2B企業を対象にしたBtoB Onlineの「2010 Outlook」が出ている。
  • 2009年のマーケティング予算をカットしたのは58%
  • 予算がカットされた分野は
    • 展示会 63%(のマーケターがカット)
    • プリント 63%(同)
    • DM 40%(同)
  • 予算を増やした分野は
    • オンライン 80%(同)
  • 2010年の予算
    • 増やす 39%
    • 減らす 13%
    • 同じ 47%
  • 2010年のマーケティング予算投下メディアは?
    これは当然、73%のマーケターがオンラインメディア予算を増やすと回答している。

  • 2009年オンライン予算のシェアは;
    1-9%が最も多く24%、10-19%が19%、20-29%が18%だ。この3セグメントを合計すると61%にもなる。

  • 2010年のオンライン予算は?
    2009年と比べると、19%以下の予算シェアだったセグメントが30-39%、40-49%セグメントへ移っているようだ。

  • 2010年のオンラインマーケティング戦術?
    マーケターの71%が増やすと回答してトップなのはWebサイト、次に68%のEmail、60%でソーシャルメディア(マーケティング)が来ている。

  • すでに54%のマーケターはソーシャルメディアマーケティングを実施
  • ソーシャルメディアマーケティングの目的トップは60%で「Thought Leadership」(実践的先駆者としてブランドバリューを向上する)
  • 2010年の海外マーケティング予算は?
    海外進出していないため海外予算のないところが40%だが、増やすと回答したのが合計31%いる。30%以上増やすのが3%、20%台が5%、10%台が8%もいる。

Source:BtoB Online / 2010 Outlook survey shows marketing budgets to grow

いつまでも展示会やDMでも、バナー広告やEmailでもない。Webcastsやビデオが60%を超えているのがいい例だ。B2Bだからこそ、個人的リレーションやコネクションがB2Cよりも重要で価値がある。それを培うのはソーシャルメディアスペースに他ならないし、そのコネクションは同じ国、同じ言語に限らない。

オンラインおよびソーシャルメディアマーケティング、その実績、今年の戦略、戦術、予算規模等など、比較するのも憚れるほど彼我の差は歴然、途方もなく大きい。

0 件のコメント: