まず下のビデオを見ていただこう。
これはVWのPoloのCFで、人種偏見だとされた分、バイラルになっていたビデオだ。
これと同じようにちょっとあぶないビデオが出ている。
自殺しようという男がマフラーからチュープを車内に引き入れて...。
ビデオに登場するAudiはトレードマークを侵害しているとしてYouTubeに上がっていたビデオを削除するようYouTubeに要請した。そのためこのビデオが見られるのはAdlandだけだ。Adlandはビデオ制作とはかかわりなく、単純にビデオをホスティングしているだけだ。また、Adlandによれば、ビデオはemailで送られてきたということだ。
また、AdlandはAudiが「SPEC Ad(ビデオに登場するブランドが金を出したり、制作を承認したものではない広告)であることを」明確に明示するよう依頼してきたことを明らかにしている。
ビデオの出所を隠し、YouTubeにもっともらしく抗議し、唯一、ホスティングしているAdlandにはわざわざAudiとは全く関係ないことを明示させるなど、バイラル化するためにあの手、この手を使っている。このビデオは全欧州やオーストラリアにまで飛び火しているようだが、一体、バイラル化してどんな価値があるのか、どんな価値を期待しているのか分からない。
バイラル化することだけを目的として、ブランドが制作費を負担しているとしたら、クリエイティブエージェンシーの売上増加に寄与しただけだと思うが、いかがでしょうか?
2 件のコメント:
いつも楽しく拝見させていただいてます。
下記ページを見ると、このビデオはシトロエンの昔のCMに酷似してますね。http://www.worldcarfans.com/110010723862/audi-commercial-suicide-proof-tdi
それがアウディに発覚して、今回のような処置になったのではないでしょうか?
ま、本当のところ何が真実なのか、やらせなのか分かりませんね?
ところで、存じ上げているような気がしますが?
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