目を惹いたのはTwitterを使い、リアルタイムでコンファレンスの内容を発信していたことだ。
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それぞれのTweetには、やれ3D、Note PC、NetBook、デジカメ、Plasma/LED/LCD TV、eBook等など新製品やGoogle、DreamWorksなどとの提携話など盛りだくさんのメッセージがあった。
また、FacebookやCNETなどのコンテンツへのリンクや、#SamsungCESを使ったユーザコンテンツを合わせたアグリゲートも行えるようにしていた。
さて、今回のコンファレンスはTwitterを使ったリアルタイムのプレスコンファレンスとしては一応の意義があった。しかし、これは、レガシーメディアからソーシャルメディアのTwitterへメディアチャネルを変えただけ、今までどおりの一方通行メッセージの配信と若干のコンテンツへのリンク、コンテンツのアグリゲートを行っただけだ。
1、2か所はリアルタイムレスポンスも行われていたようだが、重要なのは、メッセージ配信とユーザへのレスポンスがパラでリアルタイムで行われ、会話を醸成、発展させ、次のステップにつなげるシーディングを行うことだ。
なぜなら、アグリゲートされているユーザには数百、数千のフォロワーを抱えるTwitterユーザがいるわけだ。そのフォロワーのフォロワーを考えると、ソーシャルメディアチャネルにつながっているユーザのソーシャルコネクションを活用して、初めてソーシャルメディアリレーションズとなるからだ。
さて、もう、ここにはPRエージェンシーの存在感は薄い。広告エージェンシーの影はない。
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