まず、オンラインのコミュニケーションツールとしてのEmailの位置を出している。個人的なオンラインコミュニケーションにおいてもっとも使うツールにEmailを上げている。北米で87%、APACでも63%がEmailを上げている。
ただ、ちょっとおもしろいのはAPACで8%がSNSだとしている。SNSが社会的なネットワークとしてだけではなく、個人的なコミュニケーションツールとしても認識されてきている。
次にEmailが代替しつつあるマーケティング手法を上げている。
- 個人宛の電話セールス
- 小売の安売り案内
- テレマーケティング
- 請求書・各種通知
- 安売りチラシ
そして、「Opt-in Emailを開封した後、何をしますか?」という設問がある。「懸賞・大安売り応募」を除くと、どの行為でもAPACが図抜けている。
Source:BtoB Online / Global use of e-mail and SMS marketing varies
Source:Epsilon / Study
APACでOpt-in Emailを送るリストを充実させている企業・ブランドと、そうではない所では大きな差が開いていそうだ。APACの場合、日本本社がパン戦略を遂行しているケースが多い。どれくらいのEmailアドレスがあるのだろうか?それとも…?
Opt-in Emailを開封した後、取る行動の中でオンラインだけで完結する行為は次のものだ。
- Websiteへアクセス
- 懸賞・大安売りに応募
- ビデオクリップを視聴
- オンラインで購入
- 詳細情報入手にサインアップ
- 広告リンクをクリック
- ゲームをプレイ
- オーディオクリップを聴く
- Emailを転送
- 会社の別のEmailに登録
- 有料購読登録
まだ、テキストとリンクのみでEmailニュースレターを送っている企業・ブランドは化石時代をいつまで生きるのだろうか?
参考:Samsung LED TV Campaign (Online Ad 2009/04/16)
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