最初にTechnorati.comでAquosと、Braviaを検索してみる。
Aquosが37,046件、Braviaがg34,847件と若干、Aquosに関するBlog書込みが多い。
次にBlog PulseでAquosとBraviaのBlog露出を見るとAquosが昨年末以降、Braviaを上回っているようだ。
Source:Blog Pulse / Aquos + Bravia
ところが、Technoratiで言語別にBlog書き込み数を出すと、Aquosは全言語で37,046件、日本語で22,292件(60%)だが、 Braviaは全言語で34,847件中、日本語はたった7,728件しかない。Aquosの英語Blog書き込みは10,764件で29%だが、 Braviaは18,305件と53%を越えている。(4月7日時点)
日本語以外でBraviaのBlog露出はAquosを大きく上回っている。
さて、全世界でWebサーバは1.62億あり、1.12億のBlogがある。NetCraftが言うようにBlogやSNSプロバイダーがこのところのWebサーバ数増加の原因だ。スタティックなWebサーバではなく、BloggerやSNSメンバーがダイナミックなコンテンツを全世界に提供している。そのダイナミックなコンテンツの中でブランドが語られている。特にTVCFは語られることが多いし、ショップやカスタマーサポート、製品、そしてブランドが語られている。
そのブランドが語られるメディアには、以下のものがある。
- Web 1.0系サイト
- ニュース、情報サイト、ポータル
- Web 2.o系サイト
- Blog、SNS、Wiki、Chat、ソーシャルブックマーク
- 企業Webサイト
- 検索エンジン
- その他
- ニュースアラート、IM、携帯
Source:NetCraft.com / Web Server Survey
Source:Technorati.com / About Us
次にYouTubeとDailymotionを見てみる。まずYouTubeだが、Aquosでの検索結果は205、Braviaでは1,540だ。
仏ベースのYouTubeであるDailymotionでは、Aquosはたったの4件、Braviaは367件だ。
Source:Dailymotion / Aquos
Alexaによれば、YouTubeのトラフィックリーチは2位、Dailymotionは28位だ。全世界をカバーするYouTubeと、仏が48.6%だが、英・独・西などの9.7%を加えて欧州が58.3%を占めるDailymotionでこの露出差は痛い。
最後にMySpace、Facebook、BeboなどSNSを見てみる。ただし、Facebook、Beboともにブランド的な露出はない。いずれも個人プロファイルとしてAquosやBraviaが個人名などとして出てきているだけで、MySpaceのようにビデオや製品について露出しているわけではない。
下のようにMySpaceで検索すると、Aquosは673件、Braviaは4,950件だ。
Blog、YouTube/Dailymotion、MySpaceと見てくると、圧倒的な露出を果たしているのはBraviaで、Aquosは露出が足りない。情報、コンテンツを消費、共有、再発信してもらっていない。情報、コンテンツを消費、共有、再発信してもらい、オンラインコミュニティにAquosブランドを確立し、認知向上を計り、Aquos-world.com/Aquos-sharp.comなどのブランドサイトへのトラフィック誘導を促進し、そこからのダウンリンクから販促につなげるにはどうしたら良いのだろう?
オンラインだけではなく、オフラインでも圧倒的な露出ギャップを抱え、予算的に対抗する手段が限られている時、どのようなマーケティングを導入してゆけばいいのだろう?
そこら辺は、次回以降に「To be continued」
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